「定年」とは？
こんばんは。定年に関する記事を見つけました。こちらはビジネス日経の記事からです。
最近よく見かける「45歳早期退職（≒リストラ）」ですが、根底には「とにかく若い人材を安くこき使いたい」「歳喰って働かなくなったら使い捨てる」という思想があるんだろうなというのは、いろいろ透けて見えます。
「45歳になったらリストラされるんだし、技術を身につけたらさっさと出て行くか…」と考える若年層が増えてもおかしくありません。「45歳以上が給料が高い割に大して働かない負債になるから、さっさと切り捨ててしまおう」という風に考えていたら、20代・30代に見捨てられる結末を見ることになることに気づかないと拙いです。
昔は55歳定年でしたが、これが60歳→65歳と延びつつあります。これがさらに70歳まで延びるかもしれないという状況下に置かれています。では、45歳から70歳までどうやって生き延びればいいのか？という別の問題も出てきます。
「45歳以上は単に歳喰ってるだけのお荷物なのか？」という話もあります。今持っているスキルにプラスオンしたり、全く違う方向にシフトチェンジしようとしている人たちを否定したり、嘲笑するような傾向はないでしょうか？新しいフィールドを見出して活躍しようとしています。
ならば、そこを後押しするのもありでしょうし、45歳以上が活躍可能な別のフィールドを提示するのもありですよね。
定年を役職外しや給料カットのための都合のいい手段に使うのではなく、一旦リセットも含めて、個々の能力を最大限発揮出来るような形に出来ないものでしょうか。
