銭湯(スーパー銭湯含む)のキャッシュレス化が進まないものだろうか
こんばんは。今回は銭湯のキャッシュレス化について考えてみます。
昨日、近場の銭湯に行ってきました。所謂「銭湯(ここではスーパー銭湯は含みません)」はワンコインで楽しめるたいへん安価なレジャーだと思う次第です。
ふと感じたのが「銭湯って現金主義だな」という点です。入浴料をはじめ、現金でないと支払い出来ないという点が象徴的ですよね。最初に受付で入浴料を支払う際に小銭がないと、ちょっと気まずい思いをしますよね。(迂闊に1万円札は出せない)
これ以外にも、シャンプーやボディソープなどを購入する場合や、タオルやバスタオルをレンタルする場合もそうです。小銭を持ってないと困ることの方が多いですね。
風呂上がりの際も、店によってはドライヤーを使うのに10円玉2~3枚を必要とする場合があります。コーヒー牛乳やフルーツ牛乳を飲むにしても、100円玉1枚+10円玉数枚が必要になります。
最近、キャッシュレス化が進んでいる状況では、小銭を持ち歩く場面が少なくなってますね。崩すにしても、わざわざ受付まで行かないと…というのも気が引けますよね。両替機がある場合の方が珍しいですし。
最も困るのがマッサージ機です。100円から400円ぐらいかかるのですが、小銭がないと受付に行って両替せざるを得ません。「面倒だな」と考えて、結局使わないということもあります。店側としては売上を増やす機会を逃してしまっていることになりますね。
キャッシュレス化の余地は十分にあるわけですが、銭湯の更衣室や浴室ではスマホやタブレットが使えません。そうなると、各種pay系は使えないことになります。となると、交通系ICカードの独壇場になるのではないでしょうか。個人経営の店では、PayPayのみ対応可というケースをよく目にします。PayPay側のローラー作戦的営業の結果なのでしょうか。性質上、銭湯は落とせなかったのでしょう。
ここでICカードでのキャッシュレス化が実現していれば、5%還元事業者の扱いを受けて話題になったのかもしれません。惜しいことをしたなという印象ですね。