NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

居住地による受験時のハンデを解消出来ないものだろうか

 こんばんは。今回はセンター試験受験のために、東京都小笠原村に住む高校生が不利益を強いられているという話題です。こちらはYahoo!ニュース(毎日新聞)の記事からです。

headlines.yahoo.co.jp

 国公立大学受験時には必須で、試験結果を合否判定に利用する試験をT受験する場合は私立大学でも必要となるセンター試験

 センター試験を受験するために、今年は18日・19日と試験会場に足を運ばないといけないわけですが、都心部に住んでいる受験生にとっては、近くの大学が会場になっているケースも多いのではないでしょうか。

 なので、「センター試験受験会場に行く」ということ自体はさほど大したことではないという風に考えている受験生も多いのではないでしょうか。(かく言う私もその一人でした。当時は共通一次試験でしたが…。(^^;)

 しかし、地域によっては、試験会場に行くだけで2時間・3時間…というケースもあるようです。物理的距離だけでなく、交通機関の本数が少なくてやむなく前泊というケースもあろうかと推測しています。

 その最たるものが東京都小笠原村に住む高校生でしょうか。離島と言っても、沖縄や奄美諸島のように空港がなく、飛行機による移動が出来ません。船のみです。

 その上、定期船のメンテナンスが重なり、センター試験を受験するために29日間も島を離れないといけないという問題があります。

 親類宅に身を寄せることになるケースが多いとありますが、1ヶ月近く自宅を離れるというのは、他の受験生に比べて大きなハンデを背負うことになります。

 それこそ、リモートでなんとか地元受験が出来るような仕組みは出来ないものかと思います。これだけインターネット環境が整備されてきたわけですし、インターネット経由または閉域網ででもなんとか工夫は出来ないものでしょうか。

 せめて、センター試験だけでも地元で受けられるような工夫は出来ないものでしょうか。