NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

年長者が敬遠されるIT業界

 こんばんは。ちょっと前に書きかけた記事です。ウォールストリートジャーナルの記事からです。

jp.wsj.com

 人手不足が叫ばれて久しい昨今、それでも中高年に関しては厳しい現状があります。「本当に人手不足なのか?」と思える状況ですね。最近、複数の企業で45歳or50歳以上で希望退職を募集するという事例を見かけます。先日もみずほ証券で50歳以上の従業員対象に希望退職を募集するようです。

 「人が足りない」というのであれば、年齢問わず採用するというような話になるのでしょうが、そうは問屋が卸していないようです。単に「給料が高いから」という話だけではなく、「新しいことにチャレンジしようとしない」「年上の部下は使いづらい」「どのポジションにつけていいか分からない」等々、様々な理由をつけて全力で拒否しようとしている感が強いです。

 みんながみんな「新しいことにチャレンジしようとしない」というわけではないんですが、年齢が高いというだけで、一括りにしてしまうのはなんだかなぁと思います。

 「若ければ若い方が(都合が)いい」というのも理解出来なくないのですが、ゴールが見えかかっている中高年の場合、後進にとって新たな選択肢を提示する、後進の教育にリソースを割くなどもありなのかなと考えています。自分自身で何かを生み出せずとも、若手が活躍出来る土台を作ることは出来るはずです。こういう分野で頑張るのもアリかなと考えています。(自分自身の残り時間が少ないということも理解しているので、そういう考え方になっているのでしょうね。)

 さて、みずほ証券で50歳以上の希望退職者の進路が気になります。