NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

情報セキュリティマネジメント試験午後問題難易差補正があったそうです。

 こんばんは。昨日は情報処理技術者試験のうち、基本情報技術者試験(FE)と情報セキュリティマネジメント試験(SG)の合格発表がありました。

 今回の合格率はFEが28.5%、SGが47.0%だそうです。これだけなら、「まぁよくある話かな」と流してしまうところですが、今回、SGに関して、合格基準店の補正があったと話題になっています。こちらはIPAの発表のページ(PDF)です。

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20191120.pdf

 合格基準点は各区分共通で60点なのですが、今回SGに関しては、これを46点に下げたということが報じられています。

 因みに、今回の情報セキュリティマネジメント試験(SG)の問題はこちらです。

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2019h31_2/2019r01a_sg_pm_qs.pdf

(解答はこちら https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2019h31_2/2019r01a_sg_pm_ans.pdf )

 いろいろ話を聞くと、「午後問題の問題文の分量が半端なく、時間内に読み切ることが相当厳しかったのでは?」という意見がありました。1時間半では全部読み切れず、解答する時間がなかったという声も漏れ聞こえました。

 他にも「設問が難しかった」とのストレートな意見もありました。そういった受験者の声を反映したこともあったのでしょう。実際に成績が良くなく、60点を合格ラインに設定すると、合格率20%ぐらいになってしまったのかもしれませんね。

 極端に低くならず、想定された合格率を維持するために今回の調整が入ったのだろうなと推測されます。情報処理技術者試験では初めてのケースなのではないでしょうか。

 さて、もう1ヶ月すると、高度試験(情報処理安全確保支援士試験を含む)及び応用情報技術者試験の合格発表になりますね。(午前2でやらかしてしまった身としては、無事に午前1通過していることを確認しておきたいのです…。)