宝塚市で氷河期世代限定募集に対して600倍もの応募
こんばんは。ここ数日、転職・採用に関する気になる記事が目につきましたので、取り上げています。今回は宝塚市の氷河期世代採用に関する記事です。こちらは毎日新聞の記事からです。
宝塚市が氷河期世代救済のために、同世代限定で3名の事務職採用に全国から1800名の応募があったそうです。この世代は正社員・常勤職員になれなかった方々が如何に多かったかというのが実感出来ます。この驚異的な倍率が問題の深刻さを物語っていますね。彼らを生み出してしまったことは、政治側の失敗ですが、結局誰も責任を取ってないのは問題ですね。自己責任論にしたい方々も見受けられますが、そもそも募集自体がなかったということを考えると、個人の努力ではどうしようもなかったと言えます。
今回の募集で昭和49年~昭和59年生まれとなっています。Twitter上でフォロワーさんともやり取りしていたのですが、「基本的に高卒者対象試験なんじゃないか?」「氷河期世代初期の大卒組がカバーされてない」という点で一致しました。そのことを考えると、昭和45年生まれまではカバーすべきじゃないか?と。さらに言うなら、浪人・留年・院進も考えると、もう2~3年前に広げないといけないことになりそうです。
細かいことを考え出すときりがないので、もういっそのこと、年齢制限を撤廃してしまった方がいいのかもしれませんね。さらに言うなら、事務職だけでなく、技術職をはじめとする他の職種に関しても募集すべきでしょうね。