福岡大学NTPサーバ停止実験に関してもう少し(2)
こんばんは。先日書きかけていた記事があったので、書いてみることにしました。福岡大学NTPサーバに関してです。こちらはITmediaの記事からです。
「やーめた!」と言って簡単に止めるわけには行かないほど浸透してしてしまったのがつらいところではありますね。止めてしまった場合、リトライしてくるためにかえってトラフィックが増えてしまったという笑うに笑えない状態に陥ったことがあったとありますね。そのために停止実験をしないといけないというのも、なんか解せないものがありますよねぇ…。
こうなると、記事の最後にもありますように、「サービスを提供する際には、どうやって終わらせるかも(ざっくりと)意識しておく必要がある」という台詞が重いですよね。ほとんど知られぬままにひっそりとサービスが終わるのもそれはそれで寂しいですが。
そして、こちらはスラドからです。
福岡大学NTPサーバの1つでもある「133.100.9.2」がハードコーディングされているネットワーク機器が流通していたのも問題を大きくしていますね。ちょっと前に、TP-LINKの無線リピーターが無駄に福岡大学NTPサーバにアクセスしに行くという話がありましたね。しかも、時刻合わせではなく、単なる生存確認のために。
そう言えば、anycastで対応するとかしないとかいうような話をTwitter上で見かけたような気がします。こちらも気になるところではあります。