NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

docomoの新料金発表を受けた世間の反応が…(2)

 こんばんは。昨日に引き続き、docomo新料金プランに関する続きです。昨日の記事がこちらです。

karasuma-kitaoji.hatenablog.com

 ユーザー側の声があれこれ取り上げられていました。これに対して、docomo側のコメントはどうなんだろうかという点も少々気になりました。マイナビニュースの記事からです。

news.mynavi.jp

 「4000億円還元」と記事中にはありましたが、実感としてどうもピンと来ません。総務省の指導の影響で、端末の割引(サポート)もしょぼくなってきていることを鑑みると、疑問が残ります。

 ギガホに関しては、30GBを越えても1Mbpsで通信出来ることを売りにしてますね。実際そこまで使うか?という話もあります。逆に1GB未満しか使わないユーザー層が最大4割引きになるようです。ボリュームゾーンはこの間なので、ここらへんが報われない仕組みはどうかと思います。「家族割が全てのプランで適用可」と言われても、独身世帯や、家族で使うキャリアがバラバラの場合は嬉しくないですね。一人で複数台所持しているケースがあっても報われないんでしょうね…。

 ざっと読んでみましたが、多くの方々にとってはあまりメリットがないというのが透けて見えてしまったような印象です。

 「うーん、なんかなぁ…」という感想を持った今回のdocomo値下げプランの発表でした。関連記事がありましたので、こちらも貼っておきます。日経xTECHからです。

tech.nikkeibp.co.jp

 この記事によると、プランの単純化は評価出来ます。今まで複雑でたいへん分かりにくかったです。どうすればメリットがあるのかが判断しづらかったですが、このへんは評価したい点ですね。「重大なあの問題」ですが、2年縛りに関しては解消は先送りだという話のようです。こういう点ではMVNOの方に分がありますよね。音声対応SIMだと、2年縛りではありませんが、1年使えば解約料を請求されず、1ヶ月ごとに解約料が安くなるという形式を採っている事業者も多いですから、気持ち的にはなびきそうです。

 docomoの話ではないですが、楽天モバイルが2年縛りを壊しに行くと宣言しているようです。この点についてはたいへん興味があります。「自由な行き来を」と言っている意味合いがどういうことなのか、今後に期待でしょうか。