ラブライブ!公式サイト乗っ取り騒ぎを受けて気をつけたいこと
こんばんは。昨日の続きになります。昨日の記事はこちらです。
karasuma-kitaoji.hatenablog.com
詳細については、もう少し追加情報を待たないといけなさそうですし、他の方に譲った方が良さそうな点も多そうですので、自分なりに書けそうな点について少し言及してみることにします。
契約管理や経理担当部署の方々に特に注意していただきたいこと
今回のように(どこまで本当かは分かりませんが)「10日間意思表示がなかったら自動的に新契約者にドメインが移管される」というルールが悪用されてしまった(どこかで不手際があったということが明白になったので戻りましたが)ことを受けて、「なんかよく分からないメールが来たけど無視した」ということが思わぬ事故を産む場合があるので、「なんだろう?」と思ったら、勝手に判断せずに情報システム部に相談してみるようにして下さい。
これ以外にも注意していただきたいこと
新規事業用にドメインを取得して、事業が終了した時点でドメイン管理料支払いを止める(解約する)というケースが散見されます。ここで問題になって来るのは、「誰も使用していないドメインは申請があった者が利用出来る」という点です。一旦手放したドメインは全く関係ない第三者に取得(契約)されてしまうので、過去にも出会い系サイトや風俗店などがドメインを取得したというケースがあります。
このようなリスクを回避するために、未来永劫ドメイン管理料を支払うとまでは言いませんが、長期間ドメインを維持し続けておく必要があると考えます。使われたくないサイトに再利用され、組織のイメージ低下を回避したいのであれば、そのドメインが使われていたことを忘れられるぐらいの間まで保持しておくことは必要ではないでしょうか。
「安易なドメイン取得は避ける」を意識していただければと
「サブドメインを取得するのが手続的に面倒だから」と、安直に.jpドメインを取得するのは避けてほしいです。新たにドメインを取得するのであれば、最後まで維持するつもりで管理して下さい。少々面倒でも、現在組織が使用しているドメインのサブドメインを申請する方向で進めて下さい。もし、「面倒だから」という理由だけで .jpドメインを取得しようとする人がいたら、是非とも全力で止めて下さい。
決して .jpドメインを取得するなということではありません。取得するなら、安易な気持ちではなく、それなりの覚悟を持って取得して下さいというお話です。
このへんのお話については、また改めて書いてみることにします。<(_ _)>