富士通が45歳以上の全社員を早期退職対象にするという件について（前編）
こんばんは。ここ数日、富士通が45歳以上の社員を対象に派手なリストラを実施するというニュースが話題になっています。元ネタは日経xTECHからです。
「45歳以上は全員要らんのじゃぁぁぁぁ！」という富士通からの強烈なメッセージですね。年齢で切ってしまうのは、「とにかく人件費をカットしたい」という意思が強く表れてますね。仮に全員リストラしたとして、新入社員もいつか45歳になるわけですが、その際には同様に切ってしまうのでしょうか。この惨状を見た若手・中堅はさっさと見切ってしまい、結局誰もいなくなったということにもなるのではないかという懸念は拭えませんね。事実上の45歳定年制でしょうか。近い将来、体力がなくなって瓦解してしまうのではないかという懸念も残ります。技術やノウハウの継承もなされずに、気づいたときにはノウハウが散逸してしまって、もうどうしようもなくなることもあり得るでしょうね。そのときに外注しようにも、それを実現できる体力はなくなってるでしょうね…。
そして、こちらには、総務や経理をエンジニアに職種転換させるという内容に関する指摘記事です。弁護士ドットコムの記事からです。
どうも体のいいリストラのようにしか思えないのですよね…。自発的に退職するような方向に仕向けるように見えるのですが、実際どうなんでしょうか。
それならば、総務や経理を必要としている組織に転職斡旋という方がまだマシな気もしますが、そう簡単な話ではないでしょうね。プロサッカーチームやプロ野球球団の選手をいきなり球団経理や総務にするだろうかという話にも通じそうです。
今日は時間がありませんので、続きは明日以降に書いてみたいと思います。少々お待ち下さい。<(_ _)>
