兵庫県警が刈谷市の女子中学生補導したことについて
こんばんは。兵庫県警が無限ループJavascriptのURLを掲示板に貼ったということで、刈谷市の女子中学生を補導した件が話題になっています。はてな匿名ダイアリーからです。
私自身が今回の一件に関して、きちんと消化しきれてませんので、突っ込んだ話はしませんが、少なくとも兵庫県警側が判断を誤ったものと認識してます。そもそもこれは罪に該当しないという風に判断されていますし、これを犯罪だというのなら、他にも山ほど立件しないといけない事例がありそうです。
上記記事にもありますように、「みんなで逮捕されようプロジェクト」が立ち上がってますね。一連の流れに対する危機感の表れだと捉えています。
上記2件の記事を読んでいると、兵庫県警自身が謝ったら死ぬ病にかかっているんじゃないかとも思えてきました。実際、Javascriptの権威(開発者だったかな?)の方も「裁判になったら証言しようか?」という風なコメントを寄せています。兵庫県警だけでなく、日本の警察全体が海外から嘲笑の的になっているような情報もありました。
メンツを守りたい故の一連の行動・言動が国益を損なっているのではないかと心配になってきている昨今です。ITに関して、日本は後進国に転落しているように海外から見られているのではないかという懸念すらあります。
そして、こちらはITmediaの記事からです。
こちらの記事も批判的スタンスですね。ウイルス強要罪に関するコメントがあり、「バグを含むフリーソフトを放置していたら捕まるのか」などの不安視する意見も上がっているようです。バグに気づかなかった場合はどうなるのかとか、ユーザー全員がアップデートしなかった場合も捕まるのか?とか、いろいろ不安視される部分が多そうです。曖昧な要件で法律を定義してしまったことと、ITの進化に法律が追い付いていないという2点が大きいでしょうね。
これらの点に関して、後日もう少し書いてみようと思案中です。