NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

宅ファイル便の杜撰な管理について等々

 こんばんは。先日、宅ふぁいる便サーバが不正アクセスを受け、480万人分の個人情報が漏洩したというニュースがありました。こちらはFNNニュースの記事からです。

www.fnn.jp

 かなり派手に「お漏らし」しているようです。最初はメールアドレス・パスワード・生年月日だけだという発表だったのですが、後から衝撃的な事実が発覚しましたね。それ以外の個人情報もお漏らししているようです。期間限定でアンケートを取った方々の追加情報も該当しているというのが気になります。

 パスワード変更を早急にお願いしますと言っているようですが、既に2次被害が出ているかもしれませんし、ユーザーにしてみれば、他のサービスで使用しているパスワードを変更するしかないですしねぇ…。

 こちらはITmediaの記事からです。

www.itmedia.co.jp

 自宅や勤務先の郵便番号や、既婚or未婚などの情報も漏洩しているようです。「二次被害が確認されていない」とのことですが、それは「被害がない」のではなく、「確認出来ない」のであるという点が問題です。そもそも、今回の事件による被害なのかどうかを断定するだけの根拠はありませんし、それを確かめる術がない点がどうしようもないです。「確認されていない」というのは、どうも逃げの声明のように取れてなりません。「申し訳ありません。確認のしようがありませんので、各自で可能な対応を取っていただくようお願いいたします。」としか言いようがないのではないかと、各種記事を読んでいて感じたのでした。

 サービス提供元のオージス総研だけでなく、親会社の大阪ガスも無傷では済まないのではないかと、今回の騒動を引き続きウォッチして行きます。