NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

社会人大学院進学までの様々なハードル(2)

 こんばんは。昨日、「社会人大学院進学までの様々なハードル(1)」として記事を書きました。「研究計画書の作成や、職場での同意を得ておく」という点に関しての続きを書くことにします。(長くなりそうなので、何回かに分けてお送りすることになりそうです)

 さて、本題に移ります。研究計画書。これは大学院入試では必須になります。「大学院に進学して、一体自分は何をやりたいのか?」という点を説明する書類になります。

 適当に理由を書き連ねて提出してしまってもいいのかもしれませんが、それでは合格はおぼつきません。進学したいと思った時点で「自分が何をやりたいのか?」という原点に戻ることも大事です。それを踏まえて、大学院進学合同説明会で話を聞いてみることも必要です。説明会の場で相談出来るのであれば、素直に想いをぶつけてみるのもアリでしょう。また、志望研究室の事前訪問を行い、その際に指導教員に相談して内容を固めるということもアリでしょう。

 必ずしも両者とも実行する必要はありませんが、最低どちらか一方は実施しておかないといけません。出来れば後者(研究室事前訪問)は実施しておくべきでしょう。入学後2年間(後期課程の場合は3年間、医学研究科博士課程または薬学研究科博士課程の場合は4年間)はその研究室に御世話になるわけですから、事前に研究内容や雰囲気や社会人学生に対する配慮が期待出来るかどうかも確認しておくことは重要です。でないと、研究が遂行出来ず、最悪の場合は中退も起こり得ます。

 「職場の理解を得ておく」という点については、次回以降に書いてみることにします。少々お待ち下さい。