NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

AirDrop機能は自宅外では基本OFFに

 こんばんは。一昨日フジテレビ系「Mr.サンデー」でAirDrop痴漢について取り上げられていたそうですね。(Twitter上でもトレンドに上がってきていました)

 以下の記事はライブドアニュースからです。

news.livedoor.com

 AirDrop痴漢に関しては、いずれ問題になって来ると以前から言われていました。こうして報道されるようになって、ようやく世間にも注目されるようになったのかと受け止めています。

 ここで「AirDrop機能を『すべて受信する』にしている方が悪い」というような意見も見られました。『すべて受信する』に設定している方のことを責めるつもりは毛頭ありません。泥棒に入られないようにするために家の鍵をかけるのと同じように、不用意にAirDrop経由でデータを送り付けられないように対策をしておくことは重要です。

  1. 「設定」→「一般」→「AirDrop」を指定する
  2. 「すべての人」から「受信しない」または「連絡先のみ」に変更する

 他にはiPhoneの「名前」も変更しておくと、より安全です。デフォルトですと、「○○のiPhone」と表示され、特に女性の名前になっていると狙われやすいという話があります。こちらも変更しておくことをお勧めします。具体的には以下の手順です。

  1. 「設定」→「一般」→「情報」→「名前」を指定する
  2. 名前を任意の文字列に変更する

 上記2点の対応でAirDrop痴漢対策になります。ここで気になっているのは、「本当に対策の必要な層にこの情報が伝わっているのだろうか?」という点です。この手のニュースを見ていてくれて、適切に設定変更してくれているのだろうかという点が不安です。このような場合にどうすべきかということも今後の検討課題になるのでしょうね。