NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

「裁量のない仕事」の続きを少々

 こんにちは。人を病みに追いやるケースとして、「量(残業)」よりも「質(裁量)」の問題があるということを書きました。こちらです。

karasuma-kitaoji.hatenablog.com

 過去のニュースでは量(残業)に関する問題については取り上げられたことが何度もありました。残業続きにより起きる過労死ですね。案外、質(裁量)に関しては報道されることがありませんね。関心がないのか見えにくいのかは分かりませんが、タイムカードやPCのログ等で判断するという風には行かない点でしょうか。証拠固めの難しさもあろうかと思います。

 推測ですが、「言われたことだけやっていればいいや」という人にとっては都合がいいという風に考えられている面はありそうです。そうでない人に、仕事のやり方を含めて全く裁量権が与えられないと、メンタルを壊してしまいます。自分にとってやりやすい方法や、ペース配分が全く出来ないとなると、簡単に不調を訴えることになります。

 細かいところまで指示されて、自分の裁量の余地がないというのは、マシンになりきれない場合は心を簡単に病むことになりますね。