NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

浜松市議がアダルト動画をネット上で販売という記事(2)

 こんばんは。先日、浜松市議がアダルト動画をネット上で販売という記事を書きました。こちらです。

karasuma-kitaoji.hatenablog.com

浜松市における電子自治体推進」という資料が総務省のWebサイトにありました。これはフォロワーさんに教えていただきました。これを見てみると、いろいろツッコミどころがあります。

http://www.soumu.go.jp/main_content/000014754.pdf

 3ページ目にある「レガシーシステム」のメンテナンスをどうするのだろうか?という疑問が出てきます。職員の自己開発とありますが、開発に携わった職員は情報システム部におられるのでしょうか?もう既に退職しているとかいう可能性もありそうです。

 これはある意味爆弾ではないでしょうか。昔の資料なので、そのへんは解決していると思いたいのですが…。

 5ページ目にあるのは、集約された次期システムイメージがあります。「地元企業に発注」はいいのですが、福井県での事故がありましたので、そのへん大丈夫かなという心配があります。地方自治体として地元IT企業の育成をどうするかという問題が気になります。

 「IT人材育成」とありますが、ここに地元IT企業での育成を表明しています。市職員に関しても言及されています。現在の人員の中からプロを育成するとしても、内部で教育は厳しいでしょうね。となると、外部から引っ張るしかなさそうです。引っ張ってくるのはいいのですが、その後、能力を最大限発揮できる環境を提供しないと、これは画餅に終わってしまいますので、注意が必要でしょうね。

 6ページ目には「上位管理職のITリテラシー」が挙がっています。これはかなり深刻な問題なんでしょうね。推測ですが。提供勢力になっていたりするんでしょうか。

縦割り意識も気になります。これも阻害要因になります。

 IT専門職の導入はいいのですが、若手を採用したとしても、上司がITリテラシーが低いと一気にモチベーションが下がります。下手すると、早期離職という最悪のシナリオもあり得ます。

 市議会の話から展開したネタですが、不安が頭を掠めますねぇ。