NW屋的新幹線通勤日記(3ヶ月限定名称)

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

「医療版マイナンバー導入」の記事が朝日新聞に

 こんばんは。医療等IDの導入が正式に決まったようです。朝日新聞デジタルの記事からです。

www.asahi.com

 医療等IDについては以前から言われていたことで、「ついに導入が決まったか」という印象です。ネット上には「なんで別ID?」「マイナンバーに統一しないのはどういうこと?」というような意見が多く見られました。私自身もしばらく医療業界から離れてますので、この記事を最初に見かけた際には「あれ?マイナンバーに統一しないのかな?」と思ってしまいました。

 そこで、楠正憲さんのツイートを読むと、「マイナンバーは社会保障・税関係の利用に限定する」という風にありました。その後、少し調べてみました。総務省のページに説明がありました。

マイナンバー制度について : 内閣府番号制度担当室 - 内閣府

 上記のURLによりますと、「社会保障・税・災害対策の3分野における個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用される」とマイナンバー利用目的が定義されています。

 この定義からすると、医療分野に関しては範疇外ということになります。このままマイナンバーを流用するわけには行かないということになり、厚生労働省としては、適切な治療を行うために医療情報の一元化を目的とした「医療等ID」の導入を実施することになるということも合点が行きます。

 引っ越し等の理由で転院する場合や、自院で治療出来ない場合に他院を紹介する場合に様々な手続を踏まないといけないこともありますし、正しく情報が共有されないことも起こり得ますので、そのようなことを防止しようという目的も今回の導入に含まれているのでしょうね。

 個人的には「医療資源の効率的活用」という視点もあるのだろうなと見ています。リソース(人的・物理的・経済的等様々な視点での「資源」を指します)も有限ですし、限られたリソースの中で多くの人を救う(最大限の効率を発揮させる)ためには必要になってくるのだろうなと感じています。

 あとは、医療関係者だけでなく、情報系のプロ(医療情報にも詳しいことが望ましいですが、そのような方と連携出来ればOKかと)の方々も積極的に参入してほしいです。(医療機関や官公庁側の間口開放も必要でしょうね)

 マイナンバーの導入目的を考えると、別IDになるのもやむなしかとは思います。上記の総務省Webサイトの内容に、健康保険被保険者番号のことも書かれていますので、間接的に紐づく可能性もありそうではあります。