「職場の問題かるた」イベントに行ってきました(4)
こんばんは。昨日の続きで、「職場の問題かるた」イベントのお話です。若干書き残したことがありますので、引き続きお送りします。
昨日の記事で書き切れなかったパワーワードになります。この台詞を聞くために来たと言っても過言ではないです。こちらです。
「外を知らないことの危険性」 #devkan
— 不覚亭ヨウ素@IT落語家 (@amagasaki820) 2018年5月9日
これなんですよね。「外の世界を知らないこと」は本当に怖いことですよね。新卒で就職した職場に定年まで勤めて、定年退職した場合のことも怖いですが、その前に外の世界を知らないことで、自分のスキルがローカライズされた代物でしかないことに気づかないという怖さもあるよなと感じました。
「これがうちのやり方です。」という発言に疑問を感じずに業務を行っていると、それが全てだと誤解してしまいそうです。そのまま現勤務先に居られればいいですが、外的要因・内的要因関係なく何が起きるか分かりません。放り出されたときに果たして他の環境でやって行けるのか。「前職ではこれがスタンダードだった」というようなことを言ってしまうと、「そんなに前職がいいのなら、ここに居ないでさっさと出戻ったら?」と言い返されてしまうのがオチでしょう。
自分自身にとってもそうでしょうし、組織にとっても「外の世界を知らないこと」はリスクにしかならないのは間違いなさそうです。
別に「積極的に転職しろ」と言ってるわけではありません。常に外の世界の空気を感じるようにしておいて、「なんかズレてるな」と思える感覚を養うようにしないと拙いです。適度に外部との感覚の違いを補正する必要があるのだろうと思います。
そのためには、組織外の勉強会や学会出席・発表等の違う世界に出て行くことがエンジニアとしての寿命を延ばすことになるのではないでしょうか。そんなことを感じた先週水曜日なのでした。