こんばんは。昨日、福岡大学のNTPサーバがえらいことになっている件に関しての記事を書きました。(もうちょっと何か書いてみる予定ですので、近日中に続きを書きたいと思っています。)
25年近く運営していることもあるからか、「NTPサーバ設定?うーん、とりあえず福岡大学のサーバを設定しておくか。」というのはありそうな話ですね。その発想の中には「自分1人ぐらいが接続しても大したことないやろ…」的に考えてしまうフシがあります。そんな人があちこちにいると…。それが福岡大学の窮状を表しているのだと思います。
PCだと、time.apple.comとか、time.windows.comだったかがデフォルトで指定されていたりしますよね。でも、海外のサーバですからあまり宜しくないですよね。一般的には契約しているISPのNTPサーバを指定するのが推奨されていますね。「ネットワーク的に近い」という理由が大きいと思います。大学や職場だと、学内のNTPサーバや職場で用意しているNTPサーバに接続するように案内されていると思います。特定のNTPサーバに負荷がかからないように負荷分散の意味合いもありますよね。
「単に時刻合わせのために問い合わせているだけだから、大したことないでしょw」と軽く考えている方もおられるかもしれませんが、積もり積もればえらいことになってしまいます。一人一人の意識を変えて行くことで安定したNTPサーバ運用が出来るのだろうと思います。
このあたりのお話をもう少し続けて行きたいと思います。
<つづく>