NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

2進数やら補数やらの話をしてきました(詳細編)

 こんばんは。今回は昨日書きましたように、先週土曜日の勉強会でのお話を少ししてみることにします。大枠につきましてはこちらを御参照下さい。

karasuma-kitaoji.hatenablog.com

 特に情報系専門ではない一般ユーザから、ITパスポートや基本情報技術者試験や医療情報技師試験を受験しようとすると、ここで躓く方が少なくありません。「2進数の概念をどう伝えるか?」という点にかなり頭を悩ませました。普段が10進数を使っているものですから、「2進数と言われてもピンと来ない」というケースが多いです。

 「0と1で数字を表現する」という感覚を伝えるのに、よく使うたとえですが、電球のON/OFFで説明するというのがあります。今回はそれを使いました。ON=1、OFF=0で説明することにしました。

 ここで注意しないといけないのは、例えば「5を2進数で表現する」という場合に、「ON=1だから、電球を5個点灯させるわけではない」ということを説明し、1の位の電球、2の位の電球、4の位の電球…というような説明をしてみました。2の位の電球はON=1×2という風に説明して、2つの電球があることで、2の位の電球と1の位の電球の両方を点灯させることで、2+1=3(2進数で言うところの11になりますね。(^^;)

 この理屈で行くと、5個電球があれば0から31まで計算出来ることになることを説明しました。「32ではなく31だという点が重要」ということを念押ししました。「1~32ではなく、0~31の32通りの数を表現出来る」という風に説明することで理解していただけました。

 他に減算(引き算)を加算(足し算)で行うための補数について説明するのに結構腐心しました。「足し算で引き算???」となるのも無理はなく、オ●ロの駒を使いつつ、○=1、●=0と仮定して裏返したりして、アナログな説明をしてみました。(^^;

 引き算に使いますから、負の数を表すのにも補数が活躍するという点についても説明してみましたが、どこまで伝わったかは不明です。(^^;

 以前TLで流れてきていた「丸井(0101)は『まるい』と読むのではなく、『5(ご)』が正しい」というネタを出したら、案外すんなり受け入れてもらいました。(^^;

 何かインパクトがあれば、頭の片隅に残りますから、これをきっかけに勉強した内容が記憶されやすくなるのではないかと期待して講義を終えました。

(で、二次会でもこのネタは使いましたが。(^^;)