旭川医大vsNTT東日本の電子カルテシステム導入頓挫事件をさらに追う(1)
こんばんは。先日@ITで旭川医大vsNTT東日本の電子カルテシステム導入頓挫事件に関する記事の続きが掲載されていました。こちらです。
「実際の導入前にユーザとベンダで1年ほどかけて勉強会を行う」ということが成功へのカギになるのではないかと締めています。医師が極端に忙しい、ベンダ側に医療の専門家がいない、医療機関の情報システム部の立場が弱い等々、医療機関の特殊性を十分鑑みて、開発着手時に追加要望が出ないようにするということは確かに大事だと思います。
このあたり、近日中にもう少し掘り下げてみますので、少々お待ち下さい。
ちょうどITproでも旭川医大vsNTT東日本の電子カルテシステムについて取り上げた記事がありました。こちらです。
こちらは発注者責任についてツッコミを入れられています。電子カルテシステムを導入(新規/更新の別を問わず)することは、牛丼屋に入って牛丼を注文するのとはわけが違います。「金は出すから、あとはお前らでやってくれ」という完全なお客様気分ではNGだということですね。これは同意です。
ただ、そう思うようには行かない「医療機関の特殊事情」という話になってきます。そのへんは実際に勤務した者でないと分からない世界が広がっています。(^^;
このあたりに関しても、近日中にもう少し考察してみたいと思います。
今日のところは、ネタ振りということで、続きを少々お待ち下さい。<(_ _)>