50代SEとして生きて行く方向性を考えてみる
こんばんは。昨日の記事「50代SEに未来はあるのかないのか?」の続きになるかもしれません。一晩経って考えてみたことをつらつらと書いてみることにします。
体力面・気力面では30代に比べて確実に落ちている事実
これは否定しようのない事実です。現実を直視するしかありません。勢いや力業で押し切るというような真似は出来ません。体力面は意識して鍛える必要があります。そして、無理が利かなくなってきてますので、ちゃんと睡眠を取るように気を付けます。
気力面が落ちてしまっているという事実を受け止めて、無理に背伸びしないようにします。まずは「確実に出来ること」を少しずつこなすようにして行きます。焦って一気にこなそうと思わず、処理の高速性よりも正確・確実性にウエイトを置くようにしようと思います。ウサギを目指さずに亀であることを意識することが大事なのかもしれません。
自分の専門性・武器を意識して戦略を練る
体力は確実に落ちていますから、20代・30代の方々と同じことをやっていると、確実にくたばりますw
なので、それを避けるようにして、十分渡り合える方法論を考えなくてはいけません。体力がない分、今までの経験や培ったテクニックを活用して行くことになります。
必ずしも現場である必要はないと思います。教育方面に行くもよし、監査方面に舵を切るのもありでしょうし、コンサルティング方面に進むのもありだと思います。執筆経験があれば、ライター方面に軸を置くもよし。
「これだけは他の人には負けない」という自分だけの強みを見つけて、その方向で差別化することになるんだろうと思います。
少なくとも、ただただ流されるままに何も考えずに過ごすのは最も危険です。
他業界×ITという考え方もある
50代で転職ということも昔ではあり得ないこととされていましたが、今では必ずしもない話ではないようです。IT化が遅れていて、内部に詳しい人材がいない場合だと重宝されることもあります。こういう場合は転職サイト経由ではなく、人づてに来る場合の方が多いようです。私自身も医療機関(病院ですが)に身を置いていたこともあります。このケースも「内部に詳しい人材がいない」ということに起因しました。
全く関係ない業界に飛び込むとはいえ、自分の武器を活かせるのですから、難易度もそこまでは高くないと思います。
最後に「常に勉強を怠らないこと」でしょうか
これが最も重要なことでしょうか。IT業界は技術の進歩の速度が速いということもありますが、新しい知識や技術の習得を怠っていると、自分の持っている「武器」はあっという間に陳腐化してしまいます。毎日少しずつでも勉強する時間を確保して、何か目標を持っておくことが最前線で現役でいられる秘訣(!?)なのかもしれません。