NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

小ネタ3題

 こんばんは。今日はタイトルにもありますように、小ネタ3題書きます。

 まず、最初はこちら。

 1. 名寄市立大学webサーバが無事復旧していた

 こちらはフォロワーさんに教えていただきました。昨日の段階でwebサーバが動いていたようです。DNSサーバからも応答が返ってきました。同大学のHP内に今回の障害に関する記述は見つかりませんでした。一体何があったのかはたいへん気になりますが、知る由はなさそうです。

www.nayoro.ac.jp

 

 続いてはこちらです。

 2. Cisco製品IOS脆弱性発見

 こちらはZDnetからの記事です。WikiLeaksが公開した情報によるそうです。

japan.zdnet.com

 記事によると、OS内のクラスタ管理プロトコル(CMP)のコード内に脆弱性が発見されたとのことです。telnetに実装されているCMP固有のオプションを不正使用すると攻撃が成立するのだそうです。(詳しくは上記記事を御参照下さい)

 現状では、「telnetを無効化すれば一部の攻撃は回避出来るが、特に回避策はない」のだそうです。となると、telnetを全部禁止して各スイッチにコンソールログインするというのも非現実的ですよね。

 Ciscoとしてはセキュリティアップデートをリリースする予定だとのことです。これ、大規模ネットワークだとアップデートをインストールする手間もさることながら、「何か不具合があったら、巻き戻す手間が…」と考えると躊躇しますよね。(^^;;

 この問題をどのように受け止めているのかは立場によって変わってきそうです。深刻に捉えている人が少ないんじゃないかという懸念は残りますね。

 3. 新iPad3/25発売開始など

 昨日Appleから発表がありましたね。9.7インチモデルの新iPadが3/25に発売されるそうです。iPad Air 2後継機扱いとのことです。(iPad Air 2は販売終了になりましたね)

www.apple.com

 マイナーチェンジ感は否めませんね。薄型化を極めるのではなく、プロセッサの性能向上とバッテリーの容量増という風に、実用面での性能向上を図る形にシフトしてきました。iPad mini 4もそうなんですけど、価格を下げて買いやすくするという方向なんですね。タブレットが売れないという傾向はOSを問わずありますので、高級感云々よりも、手が届きやすいとされる価格帯に抑えたというところなのでしょうか。

 新iPadはWi-Fi128GBモデルで48,800円、Wi-Fiセルラータイプで63,800円ですから、一時期の円安基調時の価格を考えるとかなり下がった印象があります。

 そして、iPad miniですが、iPad mini 2とiPad mini 4 32GBが販売終了になり、iPad mini 4 128GBのみの販売になりましたね。先ほどもちらっと触れましたが、Wi-Fiモデルが7,000円、Wi-Fiセルラーモデルが6,000円下がりました。後者で60,800円になりましたので、MVNO格安SIMと組み合わせることで、コストを抑えた運用が出来ます。

 もう一つ。iPhoneSEですが、こちらは16/64GBモデルから32/128GBモデルと、容量倍増・価格据え置きとなりました。32GBモデルは44,800円、128GBモデルは55,800円と、128GBであれば容量的な不安もありませんので、価格的にもSIMフリー版も視野に入ってくる方も多いのではないでしょうか。