固定電話のPSTNからIP網への移行を総務省有識者会議が方針決定
こんばんは。今回は固定電話のPSTNからIP網への移行に関してです。以前から2025年頃に現在の交換機の寿命が来てしまうことが取りざたされていました。
そんなところに朝日新聞の記事が出ました。以下の通りです。
昨年11月にNTT東西が2025年頃の移行を想定した案を提示していました。こちらです。
NTT、2025年ごろに固定電話をPSTNからIP網に移行、電話機やメタルケーブルはそのままでユーザー負担少なく -INTERNET Watch Watch
この時点ではあくまでNTT私案でしたが、これを追認する形で総務省有識者会議が方針決定したということのようです。ってことは、NGNでIP電話として収容する形になるんでしょうね。
朝日新聞の記事には書かれていませんが、ISDNもこのタイミングで廃止されることになります。現時点でも実際に使われているケースも少なくないかと思われます。単純に置き換えるのが難しいケースもあろうかと思いますが、バックアップ回線やリモート保守回線用に使われている場合は代替回線への置き換えも検討しやすいかと思います。
コスト面からもISDNからMVNO回線に置き換えるという事例もあるようです。と、携帯電話回線の速度向上で十分利用に耐えうるということもありますよね。
もう少し詳しい話も出て来るかと思いますので、引き続きウォッチして行きます。