阪神淡路大震災から22年・災害時連絡手段を今一度おさらい
こんばんは。阪神淡路大震災から22年が経ちました。被災経験者としては、この日のことは忘れることはありません。
1995年1月当時は携帯電話所持者はほとんどいませんでした。固定電話も不通状態でしたから、人々は公衆電話に並んでいました。
しかし、今では逆に公衆電話を見掛けることが難しくなりました。近所の公衆電話がどこにあるかをちゃんと押さえている方は少ないのではないでしょうか。いざというときの連絡手段として、近所の公衆電話の場所を確認しておくことをおすすめします。
近所は分かりますが、知らない土地では困ることも多いと思います。インターネットに接続出来る環境があることが前提になりますが、NTT東西が公衆電話設置場所検索サイトを用意しています。
【みんなの知識 ちょっと便利帳】NTT東日本・NTT西日本 - 全国公衆電話設置場所検索
頻繁に出かける場所があれば、事前に検索しておくのもありかと思います。
携帯電話が通じない場合のことを考えて、公衆電話の場所を押さえておくことは大事だと思います。しかし、公衆電話を見つけても相手につながらなければどうしようもありません。その場合に使えるのが「災害伝言ダイヤル」ですね。これはNTT西日本のサイトですが、災害時の使い方がまとめられています。
こちらは通称web171と言われる「災害用伝言板」です。サービス概要は以下を御参照下さい。
他には携帯電話キャリア3社も同様のサービスを提供していますね。
こちらはNTTdocomoです。
こちらはauです。
こちらはSoftBankです。
いずれも安否情報については、他社携帯電話などからも確認可能です。
そして、Y!mobileはこちらです。
こちらも他社からも確認出来るようです。
普段はLINEやTwitterやFacebook等のSNSを使ったり、メールを使うケースが多いと思います。どれか一つの特定手段に頼らず、いざというときのことを考えて、複数の手段の利用方法について確認しておくことは有用だと思います。