NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

NTT東日本が提供する閉域網経由でのクラウド接続サービスが複数登場

 こんばんは。昨日今日と偶然かもしれませんが、NTT東日本が閉域網経由(この場合はNGNと解釈していいのでしょうね。たぶん。)でのパブリッククラウド接続サービスを提供するというリリースがありました。ITproの記事です。

ニュース - NTT東が法人向けに「クラウドゲートウェイ」、フレッツからAWSなどへ簡単接続:ITpro

 「クラウドゲートウェイ クロスコネクト」ではフレッツVPNワイド経由でパブリッククラウドに接続するサービスを提供するとのことです。10月時点ではAWSの他にニフティクラウドにも接続するそうです。「他のクラウドサービスにも順次対応予定」とありますので、近い時期にAzureにも対応するのではないかと期待しています。

 今日はニフティクラウドに閉域網経由で接続するサービスを開始するというリリースがありました。SCAN NETSECUTIRYからの記事です。

scan.netsecurity.ne.jp

 こちらはニフティからのリリースですね。AWSをはじめとするパブリッククラウドを使うにしても、インターネットVPN経由ではどうしても不安感が拭い去れないという意見はありそうです。

 このサービスは、フレッツVPNワイド経由なんですよね。IPv6 IPoEでIPv4 over IPv6を使って、フレッツv6オプションでNGN折り返し接続というわけには行かないのが残念ではあります。(^^;; それをやると、NTTさん的には儲かりませんよね。(^^;;

 それはさておき、両者共にNTT東日本が提供するという記事です。「NTT西日本側はどうなんだろうか?」という点が気になって仕方ありません。基本的にはイコール(または遅れてサービス開始)だと思いたいのですが、明示的にプレスリリースがないと安心出来ない面はありますね。先日のソフトイーサのフレッツ向けDDNSサービスに関してもNTT東日本からの発表で、NTT西日本からは特に出てきていないところが少々気になります。ここは是非NTT西日本さんにも頑張っていただきたいところです。西日本エリアの住人としては、これらサービスの正式リリースを正式に表明されることを期待してます。IT系ニュースサイトやNW系専門誌では東日本基準で報じられることが多くて、「西日本はどうなんだろう?」という疑問を常に抱えていますので。(^^;;