「医療関係者向けのIT講座」を画策中(3)
こんばんは。今日は若干毛色を変えてお送りします。
(1)(2)で書いた話の続きになりますが(だから(3)なんですが(^^;;)、一部を除く医療機関では、「電子カルテ導入の影響で急速にIT化が進んでいるものの、職員のITスキルがそこまで追いついていない」というのが実情です。このへんは実際に勤務している複数の方々の意見でして、全ての医療機関を網羅しているわけではありません。(^^;;
そんな中で、「なんとかITについて理解を深めたいが、どうしたらいいか分からない」という声が多いです。医療情報技師検定試験でも情報処理分野はありますが、ITパスポート+αレベルだったりします。合格したとしても、ITパスポート+αレベルでは実務的には心許ないです。
そこで、全くのズブの素人がITパスポート合格→基本情報合格→応用情報合格→高度区分合格というところまで成長するように、なんとかレベルアップさせてみようと画策しています。IT業界ならよくある話ですが、医療業界としてのロールモデルが出来ないものかと試行錯誤し始めたところです。
現状では、基本情報までは時々見掛けますが、応用情報以上になるとほとんど見掛けません。高度区分になると、本当に存在するのかどうか…というレベルだという印象です。
単に試験合格ということだけではなく、土台をきっちりと作り挙げたいです。実務で分からずに困っていることだけでなく、基本原理からレクチャーして行こうと考えています。最終的にはベンダと丁々発止でやり取りできて、場合によっては一緒に設計・構築あたりまでがっぷり四つに組め、院内職員との間の通訳も出来るぐらいの人材を育成が目標です。
現在、情報収集とアイデアをまとめつつあるところでして、少しずつ小出しにして行くようにします。進展があり次第、随時報告して行きます。<(_ _)>