NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

GW特別進行(3) 医療×ITの全体的底上げ計画

 こんばんは。5月に入って急に暑くなったような気がしますね。事実上今日からクールビズということで、電車内で見かけるサラリーマンの方々も軽装になった印象があります。ノーネクタイになったのが大きそうです。

 さて、今日のネタですが、一昨日のネタともリンクして来ます。「医療機関に勤める方々(職種問わず)のITスキルの平均値を上げられないか?」というお話です。
 基本的に医療機関のITスキルは全体的に低めです。今までIT化が遅れていて、電子カルテの導入で進んだものの、内部に専門家が存在しないというケースが多いようです。そんな状況なので、パソコンに少し詳しいというだけで「システムに詳しい」と見られがちなようです。
 そのような環境も手伝って、なかなかITスキルを向上させるということに関してはいろいろ苦労があるようです。

 で、情報システム部ではない方々にとっては、ITは「取っ付きにくい代物」という印象を持っておられるのではないでしょうか。
 しかし、多くの方々にとって医療情報は避けて通れません。自主的に勉強して資格を取ろうとする動きもあります。ただ、周囲に聞ける人がいないことも多く、独学で勉強するにも限界があり、苦労が絶えないようです。

 なので、「なんとかしたいけどどうしていいか分からない」と考える方々が多く、困っておられるような印象を受けています。
 現状としては、ITパスポートや旧シスアドまではなんとかなったけど、その上の基本情報はプログラミングやアルゴリズムが障壁になってハードルを越えられないという方々が多いようです。医療情報技師の情報処理分野はITパスポートと基本情報の間なので、なんとかこなせているように見受けられます。

 そこで、なんとか基本情報を突破して応用情報、さらには高度試験合格を実現出来るようにして行きたいと考えています。医療機関における情報セキュリティも他分野以上にしっかりと考えて行かなくてはいけません。そのためには人材の全体的底上げが必要になってきます。これらを実現するためのプロジェクトを進めて行くべく準備中です。御相談・御協力をお願いすることがあるかと思いますが、その節は宜しくお願いいたします。