NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

パソ婚今昔

 こんばんは。自宅Mac miniのリプレイス作業に時間と気力を取られてしまって現在に至ります。物理的リプレイスは終わったのですが、論理的(ソフトのインストール等)はなかなか進まないもんですねぇ。(^^;; ということで、お疲れ様です。不覚亭ヨウ素でございます。

 さて、今日のネタですが、ネットがきっかけで結婚に至るカップルの存在を見聞きすることがありましたので、取り上げてみようかと思いました。
 いわゆる「パソ婚」も今に始まったわけではなく、昔からあったんですよね。インターネット創成期である実験として導入されていた頃は知りませんが、パソコン通信が普及していた頃には既にそういった事例が存在しました。当時は大手パソコン通信事業者2社(ニフティPC-VAN)での男女会員比率はあくまで感覚的ですけど、95:5ぐらいで男性会員の方が多かった印象があります。なので、女性でパソコン通信をされている方は珍しかったです。パソコン通信サービスの中というある種クローズドな空間であるという安心感と、ある程度以上のITリテラシーを持った方々ばかりだったので、私の知る範囲では問題が起きたということを聞いた記憶はありませんでした。私はPC-VANの様子を知りませんので、ニフティの話に限定されますが、フォーラムの会議室で発言しているユーザ同士で仲良くなり、オフで出逢って付き合い始めるというケースを複数例見聞きしました。
 その後、パソコン通信自体が下降線を辿り、インターネットが普及し始めると、出会い系サイトが出始めました。当時の記憶が少々おぼろげなのですが、大手が未進出で個人サイトでいろいろ立ち上がっていたようなことをうっすら覚えています。(「あっちゃんラブラブお見合い」だったか、あったような…。)
 数年してmixiが出てきてから少し変わったんじゃないかという印象がありました。ただ、立ち上がった当時は招待制だったので、リアルとネットが地続きみたいな感覚があったのだろうと思われます。ですので、純粋に「パソ婚」と断言出来るかどうかは疑問符が付きます。
 大きく変わったなと思うのはここ数年じゃないかと思います。以下の要因があると見ています。

1. スマホの普及
2. LINE・FacebookTwitter等のメジャーなSNSの存在
3. 特に無線(LTE無線LAN)環境の高速化

 あたりが大きく影響しているのだろうと思います。今までならPCの前に座ってないといけなかったのが、スマホタブレットの影響で場所問わずアクセス出来ることが大きいですよね。と、携帯電話の進化系であるスマホですから、PC以上に多くの方が所持し、男女比も比較的バランスが良くなってきたこともあるのでしょう。
 と、SNSの存在は大きいかと思います。大手企業が運営している安心感と無料だということが大きいのでしょうね。いや、本当に時代は変わったなとしみじみ思います。(^^;;