iOS14.4.2/iPadOS14.4.2リリース
こんばんは。今回はiOS及びiPadOSアップデートリリースの話題です。27日にiOS14.4.2及びiPadOS14.4.2がリリースされました。以下はimpressの記事からです。
今回はセキュリティフィックスを含んでいるようですので、すぐにでもアップデートされることをオススメします。
この記事にはありませんが、Watch OS 7.3.3アップデートがリリースされているようです。Apple Watchをお使いの方はアップデートをお忘れなく。
OCNモバイルONE新プラン内容を分析してみる
こんばんは。今回はOCNモバイルONE新料金プラン発表に関してです。以下はNTTコミュニケーションズのページのリンクです。
OCNモバイルONE新プラン発表は、当初3月上旬に発表される予定だったのか、何回かの予定変更を受けて、25日に発表の運びとなりました。一通り各社発表が出揃った後の最後の最後でしたので、かなりハードルが上がった感はありました。NTT本体と総務省の会食の件や、ahamoの受付開始等いろいろあった関係で、ahamo受付開始前日の25日発表ということになったのでしょうか。特に会見を設けなかったのも、上述の事情が関係しているのかもしれませんね。
NTTグループということで、docomoの意向も無視できないでしょうし、ahamoとの棲み分けも意識しないといけないのだろうと想像していました。その点では度肝を抜くようなプランは出しにくいのだろうなと考えてもいました。
今回のプランを見ていて感じたのは、「3大キャリアやMVNO各社の新プランに対して逆張りしてきたな」という印象を受けました。3大キャリア含めた他社は「データ通信容量20GB」を基準にプランを出してきたという印象があります。「そこそこデータ通信容量を使い、一定以上のITリテラシーのある層に向けたオンライン完結プラン」という位置づけで他社は新プランを出してきたと推測しています。
ここからは全くの推測ですが、「同じ市場を狙ってもレッドオーシャンだろう。敢えてここは避けよう」と睨んだのではないでしょうか。データ通信を中心に見ると、そこまで食指が動くメニューではないのですが、通話に関しては「攻めてきたな」という印象があります。
一つは「専用アプリを使わずとも30秒10円(税抜)」でしょうか。これはMVNOで使っていると煩わしい点ではあります。うっかり通常の電話アプリを使ってしまうと通常レートになってしまいます。今回、そういう問題を解決してくれています。プレフィックスを付けなくていいのは、網側で対応してくれるようになっているらしいです。これは地味に嬉しいサービスでもあります。
二つ目は「かけ放題料金が安い」という点です。完全かけ放題が1300円(税抜)ですから、データ通信1GBで2000円(税抜)、3GBで2200円(税抜)という点はかなり強みを発揮しそうです。
これらを見ていると、「通話に特化している」と言えそうです。従来のデータ通信を多く使う若年層ではなく、通話中心の中高年層をターゲットに据えてきたのかな?と受け取れました。そろそろ3Gの終焉も見えてきましたし、ガラケーユーザーを根こそぎ巻き取る狙いがあるのかも?と邪推しましたw
さらに、20GB・30GBプランを廃止したというのも、ahamoとの棲み分けもあるでしょうが、「大容量ユーザーはターゲット外だ」という宣言にも解釈出来ます。
今回の発表では不明でしたが、docomoの「エコノミー」と関係してくるのかな?という点が今後明らかになるのでしょうか。「MVNOと連携する」とdocomoもコメントしていましたので、まだまだ目が離せそうにありません。
LINEの情報管理があまりにもザルだった件(3)
こんばんは。今回は手短にお送りします。<(_ _)>
こちらはNHKの記事からです。タイトルは総務省のLINEを用いた行政サービス停止となっていますが、今回の焦点はここではありません。
上記記事中にあります「システム管理を委託している中国の会社が日本国内のサーバに保管されている個人情報にアクセス可能な状態になっている」という点が問題になります。
仮に業務委託をしているこの中国の企業が中国共産党から情報提供を求められた場合、拒否出来ない(拒否した場合は犯罪となる)という点が問題になります。そのような法律が中国で制定されたために、日本国内のサーバに保管されている情報を提供しなくてはいけないことになります。
これは日本の個人情報保護法に違反する可能性があるという指摘もあります。委託先監督義務を果たしていないのでは?という見解もあるようです。こちらは以下の日本経済新聞の記事を参照下さい。
続きは後日書いてみることにします。暫しお待ち下さい。<(_ _)>
LINEの情報管理があまりにもザルだった件(2)
こんばんは。前回に続き、今回もLINEの情報管理に関する問題について書いてみることにします。以下の記事はYahoo!ニュース(毎日新聞)からです。
当面の間、内閣官房におけるLINEを使ったサービス提供は停止とのことです。この後、総務省が提供しているサービスを停止すると発表しました。合わせて、他省庁についても調査依頼を開始したようです。
現在はサービス提供状況確認フェーズですが、「確認した後どうするつもりなんだろう?」という疑問は消えません。止めてしまってそのままなのでしょうか?それともLINEに代わるサービスを新たに開発するのか、既存のサービスで代替するのかは見えていません。前者だとして、どれだけの時間がかかるのか、開発出来たとして、そのサービスが多くのユーザーに受け入れられるのか?という問題があります。
後者の場合、どのサービスが本命なのか?という点が気になります。このあたりは次回以降触れてみることにします。<(_ _)>
さて、ここまでは中央官庁におけるサービス利用状況の調査でした。当然、地方自治体のサービス状況も気になります。こちらは総務省が各自治体についてLINEを使った行政サービスの提供状況について調査依頼をかけています。こちらはYahoo!ニュース(産経新聞)の記事からです。
この記事によると、LINEによる各種サービスを提供している自治体は多いとされています。調査結果を受けて、総務省がどのようなアクションを起こすのか、それを受けた各地方自治体はどうするのかが気になります。代替策はあるのか、完全に止めてしまうのか、国に倣った対応をするのか…。今のところは先のことまでは分かりませんが、このあたりの決断をするのは総務大臣なんでしょうか?それとも総理大臣?
「ポストLINEをどうするのか?」という問題もありますが、LINE幹部を国会招致というような動きが現時点では見えないです。安全保障上の問題も絡んできますので、弱腰の対応は何があっても回避すべきだと考えています。
LINEの情報管理があまりにもザルだった件(1)
こんばんは。今朝、衝撃的なニュースが入ってきてました。LINEの情報管理を中国の業者に委託していて、委託先の技術者が利用者の個人情報にアクセス出来る権限を持っていたという報道です。こちらは朝日新聞の記事と日経xTechの記事からです。
現在、各社の記事を追っているところですが、「これはあかんやろ!」と言いたくなるような惨状です。確かに以前からLINEに関してはいろいろ言われていました。韓国政府に情報が筒抜けになってるみたいな話も出ていたことがありました。
それが今度は海外の業者に委託していたと。で、中国の業者の技術者が利用者情報にアクセスしていたとは…。LINEの情報管理体制がここまでザルだとは驚愕です。
個人情報保護法にも明らかに抵触しますし、政府としても追及すべきでしょう。ただ、どうも手ぬるい感じがしてなりません。表に結びつかないからかもしれませんが、サイバーセキュリティに関する国会議員・地方議員の情報感度の低さに不安を抱きます。国防的問題に関わってきますので、「遺憾だ」とか温い台詞を吐いている場合ではありません。
取り急ぎこの件について書いておきたいというのがありましたので、タイトルを(1)としています。もう少し詳しく調べた後に続きを書いてみようと考えています。
iPhone SE 2からiPad mini 5に楽天モバイルeSIMを移行させてみました(1)
こんにちは。災害時の連絡手段等の話や、みずほ銀行のシステム障害の話等、書きたいネタはありますので、少しずつ書いて行くことにします。<(_ _)>
今回はタイトルにもありますように、iPhoneで使っていた楽天モバイルのeSIMをiPadに移行させた話を書くことにします。
昨年6月にiPhone SE 2でもeSIMを試してみようということで、楽天モバイルの契約をしてみました。もちろん、1年間無料ということもありましたが、どれだけ使えるかを評価することを目的としていました。
今回移行させてみようかと考えたのは、iPhone SE 2のバッテリーの持ちが良くないということもありますが、最大の理由はIIJmio新料金プラン発表が影響しています。
iPhone側は音声SIMのみで運用して、iPad側を楽天モバイルの物理SIMとIIJmioのeSIMで運用しようと考えています。(VAIOに関しては、従来通りデータ通信専用SIM(タイプD)で継続運用するか、iPad側に挿しているSMS対応SIM(タイプA)をサイズ変更して運用するかは検討中)
「ならば、何故eSIM同士の移行?」というツッコミが聞こえてきそうです。
単に物理SIMで試行錯誤中にうっかり物理SIMを見失った
が正解です。実際には、eSIM移行後に物理SIMは見つかったのですが。(^^;
それはさておき、無事にAPN設定を済ませ、インターネット接続出来ることを確認しました。厄介だったのがRakuten Linkでした。iPad mini 5に新たにインストールしてみました。最初、電話番号の入力ミスで手間取りました。(初期画面に"+81"とあるにも関わらず、0を打ち込んでしまって前に進まなかったのは秘密です)
無事電話番号認証も完了し、Rakuten Linkにログイン出来ました。別の端末からSMSを送信してみたところ、こちらは無事に受信出来ました。そういう意味では、iPadでSMSが受信出来ることは確認出来ました。
ただ、通話は出来ないというのは残念ではありました。
今回iPad mini 5に移行したのは、iPad mini 5側にSIMを挿しておいて、iPhone側で楽天モバイルの電話番号で通話出来るようにしておくことが目的だったのですが、eSIMだとRakuten Linkにログインしたままで移行させていいのかどうか分からなかったこともあります。「まずは楽天モバイルのSIMをiPad mini 5側に移行させよう」というミッションがありましたので、こちらを優先させたという次第です。
iPad mini 5側の運用をIIJmioのeSIMに変更して、楽天モバイルのSIMは物理SIMに変更しますので、そのあたりは後日書いてみることにします。
iOS14.4.1/iPadOS14.4.1リリース
こんばんは。今回はiOS14.4.1リリースという話題です。こちらはimpressの記事からです。
日付が変わりましたので昨日になりますが、iOS14.4.1がリリースされています。同様にiPadOS14.4.1もリリースされました。こちらはセキュリティフィックスの性格が強いです。記事内にもあるようにブラウザ(Webkit)の脆弱性を修正するためのアップデートだそうです。まだアップデートされていない方が早急にアップデートされることを強くお勧めします。アップデータ自体は140MB程度でしたので、インストール&アップデートにもさほど時間を要しません。私も昨日iPhone及びiPadについてアップデートを済ませました。今一度御確認下さい。
余談になりますが、このアップデートで楽天モバイルが使えなくなるということはありませんでした。(iPhoneやiPadで楽天モバイルをお使いの方々、どうか御安心下さい)