オリックス生命でSCSK協力会社社員が感染判明
こんばんは。先日、オリックス生命のオフィスで常駐しているSCSKの協力社員がコロナウイルスに感染したというニュースです。こちらは日経xTECHとライブドアニュースの記事からです。
後者の記事では「オリックス生命保険のオフィスで勤務している協力会社社員」という表現になっています。前者の記事では「オリックス生命保険のオフィスで常駐してるSCSKの協力会社社員」という表現になっています。
いずれも「オリックス生命保険社員ではない協力会社社員が感染」ということになっています。後者の表現では、オリックス生命保険→協力会社と読めますが、前者の表現では、オリックス生命保険→SCSK→協力会社という風に解釈出来ます。
後者の場合、協力会社についての社名は明らかにされていません。明らかに出来ない事情もあるかもしれません。もしかすると、この協力会社の下にさらに協力会社がいるのかもしれません。
NTTデータの協力社員が感染したケースもあり、2件目ですね。ここで問題になってくるのが、「プロパー社員だけがテレワーク実施」という点でしょうか。派遣や請負の場合だと、契約に縛られてテレワークが出来ないケースや、セキュリティ面や人事管理などの理由を盾にテレワークを認めないケースが出て来ています。
どうなんでしょうね?テレワークでも遂行可能な業務なのに、(クリアする気になれば出来る)その他の事情で実施出来ないというのはいかがなものでしょうか。
時差通勤を導入しても、ピークが一緒に後ろにズレただけで、結局何も変わらないという話も聞きます。「満員電車で通勤すること」自体がリスクですから、それを防ぐためのテレワークなのですから、医療・消防・警察などのようなテレワークがそもそも不可な業種を除いて、出来ない理由が他の理由である場合は、積極的にすべきだと考えます。このへんのお話は後日改めて書いてみることにします。
前橋市がNTT東日本を提訴するとのこと
こんばんは。今回は前橋市がNTT東日本を提訴する方向だというニュースを取り上げます。こちらはITmediaの記事からです。
以前、前橋市教育委員会が不正アクセスを受けて、情報漏洩が起きたという事件がありました。同教委のネットワークやサーバの運用・保守を請け負ったNTT東日本を訴えるという話です。
過去に前橋市教育委員会で起きた不正アクセスについて書いた記事のリンクを貼っておきます。
karasuma-kitaoji.hatenablog.com
karasuma-kitaoji.hatenablog.com
karasuma-kitaoji.hatenablog.com
karasuma-kitaoji.hatenablog.com
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情報漏洩を引き起こしたという事実があります。ただ、これが「NTT東日本がやることやらなかったから損害賠償ね♪」という論調になっています。「果たして本当にそうなのか?」という点が引っ掛かります。「前橋市教育委員会は何も考えずにNTT東日本に丸投げしていただけではないのか?」という疑問が残ります。きちんとした監督責任を果たしたか、すべきことをきちんとしてきたのかどうかという点について議論されるべきかと考えます。「私たちはITのことはさっぱり分からないから、宜しくお願いね♪」という態度を取ってなかったでしょうか。ベンダコントロールも立派な仕事であるということを忘れていないかも裁判で明白にしてほしいものです。
NTTデータ「協力会社」社名が公表に
こんばんは。コロナウイルス関連で、NTTデータで客先常駐している「協力会社」の社名が公表されました。こちらは日経xTECHの記事からです。
5chでこの人の存在が明らかになり、当初は「NTTデータ『協力会社』社員」としか伝えられていませんでした。「NTTデータ社員ではない」という点が強調されていました。「NTTデータ社員が罹患した」と取られたくないというのもあったのかもしれません。この記事で、「NTTデータにはプロパー以外にも派遣なり請負で常駐している『協力会社』社員がいる」ということがIT関係の方々にも知れ渡りましたね。
また、「協力会社」という表現がいろいろなものを感じさせますね。「下請け」という風には言わなくなったようですね。「どちらが上か下か?」を感じさせる表現だから拙いということなのでしょうね。パートナーという表現を使う場合もあるようですね。
で、「協力会社とは何処なのか?」が焦点になったのではないでしょうか。多くの『協力会社』が関わっている関係で、「うちはシロだ」と訴えたい会社が複数あったのではないかとも推測しました。
また、労働者側視点になると、「『協力会社』とは何?」「客先常駐って何?」「協力会社社員はテレワーク出来なかったの?」とか、寝た子を起こすような様々な疑問が噴出してきていました。今後、プロパーと派遣の扱いを変えるわけには行かなくなるでしょうから、「うちはテレワーク可能!」とか言い出す派遣会社も出て来るのかもしれません。(プロパーが監督する必要があるので、テレワークは出来ないのではないか?という意見もありますが…)
今回の報道が労働者、特に客先常駐している『協力会社』社員の労働環境向上につながればと切に願う昨今です。
格安SIMの冗長化を検討すべきか否か?
こんばんは。只今充電中なもので、少々ペースを落としています。<(_ _)>
今回は今週前半に起きたmineoの通信障害についてです。こちらはimpressの記事からです。
通話とデータ通信が数時間停止したようですね。mineoはトリプルキャリアなのですが、docomo、au、SoftBankの各回線共に5~6時間不通だったようです。全ての回線が数時間使えなかったというのは、キャリアの回線側の問題ではなく、mineo側のインフラの問題だったのでしょう。
「24時間365日安定稼働していないといけない」というのはインフラの宿命であるのは理解出来ます。そうするため(出来る限りダウンしている時間を最小限に抑える)に中の方々の血のにじむような努力も十分理解出来ます。そのためにかかるコストもそれなりにあることも理解しています。このへんは資本力のあるキャリアの方が有利ではあると考えられます。MVNOはその点では不利だろうというのは容易に想像がつきます。
必要最小限のサービスを提供することで、MVNOはコストを抑えているという現実を考えると、複数のMVNOと契約しておいて冗長化を図るという考え方になるのでしょうか。あるいは、キャリア(MNO)と必要最小限(たとえば、通話とSMSのみを利用するという)の契約をした端末を所持しておくとかいう自衛策が必要なのかもしれません。
今回の一件でいろいろと考えてみることにしました。
電子カルテシステムベンダごとの違いを乗り越えた先に狙うものは
こんばんは。あれこれ思案中な昨今です。<(_ _)>
今回はちょっと気になるネタがありましたので、ちょっと書いてみることにしました。こちらは日経xTECHの記事からです。
「電子カルテベンダの『お作法』の違い」を乗り越えるプロジェクトだそうです。電子カルテは、各社で全く異なる代物だという事実があります。電子カルテベンダは大手どころでは3社。富士通・NEC・IBMあたりでシェアの大半を占めています。
しかし、電子カルテそのものが標準化されているわけではなく、各社独自仕様になっています。なので、例えば電子カルテ更新時にNECから富士通へ、またその逆のパターンで移行するというケースで、今まで出来たことが一部出来なくなるということが起きることがあります。
そういうことを意識せずに、電子カルテ更新時にベンダロックインを起こさないようにしようという発想が記事に取り上げられたプロジェクト発足のきっかけとなったということだと見ています。
単に電子カルテベンダの壁を越えるというだけでなく、がん治療や新薬開発に活かそうというさらに先の問題を解決することを目的としています。
今回のポイントは富士通・NEC・IBMの大手電子カルテベンダではなく、NTTと京都大学が中心となっている点でしょうか。どこかの電子カルテベンダのシステムがベースになって動くわけではなく、ベンダニュートラルな形で進められようとしているところに意義があるのかなと見ています。今後に期待といったところでしょうか。
しばらくの間ペースダウンします。<(_ _)>
こんばんは。先日、丸4年を迎えた当ブログですが、これを契機に一部見直しをしようかと考えているところです。具体的には以下の通りです。
- 更新頻度を週1~2回程度に変更します
- 途中になっていた連載ネタを再開するための準備にかかります
- サブブログの更新頻度をもう少し上げる予定です
- noteの活用を模索します
1.なんですが、当初は「記事を書く習慣をつけよう。三日坊主で終わらないように」ということから、とにかく毎日書くことを意識しました。4年経過して、当初の目標は達成出来たかなと考えています。
それよりも、日々の生活に余裕がなくなったせいか、アウトプットが上手く出来てないと感じ始めていました。「ここは一度リセットして充電するかな」と考え、ペースダウンすることにしました。<(_ _)>
2.については、連載ものに関してじっくり検討して記事にする余裕がなかったために、途中で止まってしまっていました。最後まで書き上げることを念頭に構想を練る時間を捻出します。
3.に関しては、サブブログ(料理ブログ)があまり書けてないということも気になっていました。書きたいとは思いつつも、なかなか出来ていないのが現状です。
新しいレシピを開発するには、それなりに時間もかかってしまいますし、ブラッシュアップして記事にするまでの時間が多めにかかってしまうという問題がありました。
4.ですが、以前からnoteの存在が気になってまして、どう活用すればいいのかをじっくりと考えてみようかと思案しているところでした。裾野を広げるツールに出来るよう模索してみる予定です。
上記のような理由で、近日中にペースダウンを予定しています。<(_ _)>
完全休止ではありませんので、引き続きお付き合いのほど宜しくお願いいたします。