NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

【weekend edition】「ポップ対歌謡曲」の昔の音源を久しぶりに聴いた

 こんにちは。weekend editionということで、IT系以外の緩そうなネタをチョイスして書いてみようと試行錯誤しています。(平日は通常営業です)

 今回は何にしてみようかなということで、「ポップ対歌謡曲」についてちょっと書いてみることにしました。

 「ポップ対歌謡曲」というと、近畿2府4県+三重県西部+徳島県岡山県香川県在住(昔住んでいた人も含む)の40代以上の方々にはピンとくるフレーズではないでしょうか。Wikipediaにも載っていますが、大阪のABCラジオが1967年から1995年まで月曜~金曜(一時期は土曜日も放送されていた)まで昼13:30~14:00までの公開生放送でした。

ポップ対歌謡曲 - Wikipedia

 旧朝日放送本社(ABCラジオABCテレビ)の1階に日産大阪ギャラリーから30分間の公開生放送で、多くの(大阪の)タレントさんが出演されていました。当時は吉本と松竹のタレントは共演しないという不文律がありましたが、この番組に関してはそういうことはありませんでした。記憶にある一例ですが、火曜日司会:桂文珍氏、(ポピュラー側?)オール阪神・巨人氏、(歌謡曲側?)笑福亭鶴瓶氏のように、吉本・松竹混成の出演者でした。(同じ火曜日で、司会笑福亭鶴瓶氏、西川のりお・上方よしお氏、海原さおり・しおり氏という並びもありました)

 既にネット上でもいろいろと語られていますが、個人的に最も記憶に残っているのは、月曜日の司会:上岡龍太郎氏、歌謡曲側:明石家さんま氏、ポピュラー側:島田紳助氏の頃です。

 今思うとめちゃくちゃ豪華なメンバーですよね。この三者トークは秀逸で、さんま氏と紳助氏のマシンガントークは今聴いても本当に面白いですよね。30分の放送時間のほとんどがトークで占められ、ほとんど曲がかからないという番組でしたね。このお二人の暴走を上手にコントロールしていたのが上岡龍太郎氏でした。「この人しか出来ない芸当だよな」と当時しみじみと感じていました。記憶が怪しいのですが、司会が笑福亭鶴光氏の頃はお二人が窮屈な思いをしていたなというのがトークの端々に表れていたようでした。

 もう35年ほど前の話ですが、今こんな緩い番組は許されないんでしょうね。「3人とも生放送を欠席した事件」は伝説化しています。お三方とも「ギリギリに着けばええわ」というつもりでいたら、結局間に合わなかったということがありました。生放送開始前にディレクターがたまたま隣のホテルのティーラウンジにいたタレントをつかまえて、急遽取り繕ったという話があります。