IPAがITパスポート受験申込者の個人情報漏洩したとの報道
こんばんは。「IPAが情報漏洩？」と聞いて、思わず我が耳を疑いました。どういうことだろうかと情報収集してみました。こちらはITmediaの記事です。
漏洩件数は137件だそうで、受験番号・氏名・受験日・成績・合格者番号などが漏洩したそうです。3月5日には問題は改修されたとあります。運営委託先の問題だったようですが、IPAの管理・監督能力が問われるということになるのでしょうか。
こちらはIPAのプレス発表です。
こちらの記事を読むと、委託先は日立製作所のようです。2つの団体申込者が申込情報のダウンロードを同時に行ったことにより、自組織の情報以外にもう片方の組織の情報も混ざってダウンロードされたとのことです。未使用のチケットの不正利用はないということが不幸中の幸いだったといったところでしょうか。
こういう事故があった後の春期情報処理技術者試験が来月に迫っています。情報処理安全確保支援士試験や情報セキュリティマネジメント試験で情報漏洩に関する問題が出題されたら、SNSなどで思いっきり突っ込まれるのだろうなという予測が立ってしまいますね。(^^;
先ほどこのネタについてTwitter上でもつぶやいたのですが、「ITパスポート試験で情報漏洩引き起こしてしましたが、この場合あなたならどうしますか？」というような受験者に解決策を丸投げしてくる斜め上の出題をSCでしてくるんじゃないか？というような内容をツイートしました。(^^;
情報セキュリティの元締めとも言えるIPAで情報漏洩事件が起きたのは少々拙かったのではないでしょうか。委託先がやらかしてしまったこととはいえ、責任問われる事故なのかなと思います。
