時計内蔵機器の時刻同期問題
こんばんは。4日で初出勤だったりするのですが、世間はまだお休みモードでしたね。電車も空いてましたし、明日も休みのところも少なくなさそうです。
ちょっと戻りきってない感もありますので、本日はウォーミングアップモードです。
年末にNTP関連の記事を書いていて、ふと気になったことがありました。「最近やたら多い時計内蔵機器の時刻合わせって、皆さんどうしているんだろうか?」
そうなんですよね。ざっと見渡しても、5つや6つはあると思います。スマホやタブレットは3G/4Gで携帯電話基地局と通信する際に時刻同期しますので、これらは問題ありません。電波時計も40KHzや60KHzの標準電波を受信することで時刻同期します。一部のFM/AMチューナー付ICレコーダーだと、NHK(R1orFM)の時報を使って時刻同期します。
しかし、他の時計内蔵機器は時刻同期出来てないです。手動で合わせるしかありません。たとえば炊飯器ですが、これも自動で時刻同期する仕組みを持ち合わせていません。ズレたと思ったら、手動で合わせるしかありません。風呂釜もそうです。Bluetoothイヤホンもそうです。FMチューナーが内蔵されているので、NHKの時報で合わせれば良さそうなものですが、イヤホンアンテナで受信状態がどれだけ安定するのかというお話です。
IoTによって、様々な機器がインターネット接続されるということはいいのですが、時刻同期をどうするのか?という問題については、あまり語られてないようです。IoT機器の時刻がバラバラだと、連携して動作させる場合に不具合が起きかねません。ログを取るとしても、信頼性が大きく揺らいできます。さすがに各機器が個々にNTPによる時刻同期を行うとなると、NTPサーバの負荷も大きくなります。LAN内で完結するように考えてやらないといけませんね。
このあたりの話は明日以降にお送りします。<(_ _)>