NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

京阪特急プレミアムカーをNW屋目線で捉えてみる

 こんばんは。京都に行く用事があったので、京阪特急プレミアムカーに乗りました。少々出遅れ気味ではありますが、少し書いてみようかと思います。車両そのものや内装に関して等は既に詳しい鉄道ファンの方々が書いておられるので、そちらに譲りたいと思います。ここでは、NW屋視点で感じたことを書いて行きます。

 大阪ー京都を電車移動する場合のルート(乗換なしの前提)

 大阪ー京都間の電車移動には4種類の手段があります。(大阪難波大和西大寺ー京都という近鉄ルートもありますが、乗換もあり、時間がかかる上に割高ですので、現実的ではないために選択肢から外します、)

  1. JR京都線(大阪ー京都)
  2. 阪急京都線(梅田ー河原町
  3. 京阪本線淀屋橋出町柳
  4. JR新幹線(新大阪ー京都)

 4.は割高になりますので、わざわざ使う人は少ないだろうということで、ここでは除外します。1.で約30分、2.で約45分、3.で約55分程度(列車による若干の変動あり)です。もちろん、距離的には1.<2.<3.なので、割り引いて考える必要があります。

 停車駅数や速度の関係や割引切符の関係でJRを使うことが私の場合は多いです。しかし、新快速は常に混雑してます。京都駅から下り新快速に乗ろうとすると、滅多に座れることはありません。(15分待てばいいのかもしれませんが、座れる保障がありません。)同様に、大阪駅で上り新快速に乗っても滅多に座れません。昔、同区間を含む形で通勤していた頃は、どうしても座りたい場合には在来線特急の自由席に乗りました。

 阪急京都線特急もいいのですが、特急停車駅が大幅に増えてしまい、体感速度が低下した印象があります。京阪電車は大阪側のターミナルが梅田ではないので、少々使いづらいです。

 そのような理由で、京阪特急に乗る頻度は低いです。しかし、プレミアムカー連結後の評判がすこぶる良いこともあり、気になったので、京橋ー三条間往復時に試してみました。IT関連以外の感想等は後日レポートする予定です。

 実際にプレミアムカーに乗ってみました

 京橋から乗り、三条までの45分程でしたが、AC電源コンセントにノートPCを差して充電してみました。特に充電も問題なく行うことが出来ました。Wikipediaによると、許容電流が2Aということがありますので、iPadの急速充電用アダプタは厳しいと思います。スマホ充電用を想定した作りになっているのでしょうね。最大乗車時間は55分ほどですから、帰りに乗るまでの間持たせるには十分かもしれません。

 そして、Wi-Fiですが、Wi-Fiを有効にしていると、「 KEIHAN Free-WiFi」というSSIDが表示されます。これを有効にすると、メールアドレス認証またはSNSアカウント認証を要求される画面に遷移します。ここでどれかの方法を使って認証することにより、インターネット接続が出来るようになります。なお、これは1日90分で何回でも利用出来るようです。この時間であれば、往復乗車しても多くの場合はずっと使えそうです。

(1つの機器で認証が認証出来れば、他の機器でも使えますので安心です)

 登録時に「無線区間は暗号化されません。VPNなどをお使い下さい」というメッセージが表示されます。そこで、スマホVPNアプリ「Norton WiFi Privacy」を使ってみました。他のFreeWi-Fiと違って、比較的安定してつながりました。

 モバイル環境は◎です

 結論ですが、「モバイラーにとっては、たいへん使い勝手のいい環境」だということが分かりました。補足ですが、車内乗務員にお願いすれば充電器を借りることが出来るようです。(このへんも好感が持てますね)総合的に考えて、モバイル機器利用を重視するのであれば、400円/500円の出費は十分割に合うという印象です。