NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

【超々直前】医療情報技師検定試験対策~明らかに間違っている選択肢を排除するヒント~

 こんばんは。20日の医療情報技師検定試験を直前に控えて、慌てて一夜漬け対応しようとされている方もおられるのではないでしょうか。(私も人のことは言えないですが。(^^;)

 そこで、今回は医療情報技師検定試験に限らずですが、択一式試験における「明らかに間違ってる選択肢を嗅ぎ分けるヒント」について少々書いてみようかと思います。

 情報処理技術者試験では午前問題は4択、医療情報技師検定試験では5択です。正解を知っていれば何の問題もないのですが、そうでない場合でもなんとか正解出来る(正解をマーク出来る確率を上げる)ことは可能です。「嗅覚を研ぎ澄ます」ことで逆転を狙いましょう。

 当該問題について全く知識がないと、お手上げになるところです。しかし、「これはどう考えても違うだろう」ということは分かりそうです。

 これは2014年の情報処理分野問11です。

「ハードウェアの基本的な制御を行うために機器に組み込まれたソフトウェアを何と言うか」

  1. マルウェア
  2. シェアウェア
  3. ミドルウェア
  4. グループウェア
  5. ファームウェア

 上記5つの選択肢が挙げられています。5つとも全く聞いたことがない単語だということはさすがにないと思います。少なくとも、1.のマルウェアは耳にしたことはあるかと思います。コンピュータウイルスの別の呼び方ですね。ここで1.は消去出来ます。4.のグループウェアも職場で使っていて、耳にされることも多いと思います。これも消去出来ると思います。

 ここで言えることは、「明らかに性格の異なる選択肢が混じっているかどうか」を判断出来れば、正解にたどり着く確率はかなり上がります。

 出題内容をよく読んでみて、嗅覚を働かせてみましょう。この場合ですと、「ハードウェアの基本的制御」とあります。「ハードウェア?いまいちピンと来ない…」と諦めるのは早計です。逆にチャンスなのかもしれません。普段ハードウェアをいじることがないようであれば、「全く耳にしたことのない選択肢の中に正解があるだろう」と考えることで正解に近づけます。どうですか?1.や2.や4.は普段耳にした記憶はないですか?逆に3.も5.も耳にしたことがないようでしたら、どちらかが正解だと推測出来そうですね。これだけでも確率は1/2にまで上げることが出来ました。

 ここでさらに消去法で考えることになります。3.か5.のどちらかを選ぶのですが、3.の「ミドル」に着目します。コンピュータはハードウェア上でソフトウェアが動くというごく当たり前のことが頭に浮かべば、「ミドル?真ん中?ハードウェアとソフトウェアの間?」あたりのことが浮かんで来れば、「これは違うかも?」という流れにつながってきます。

 ここで3.が消去出来て、5.が正解じゃないか?という結論に辿り着けます。

 全く手も足も出なくても、周りから攻めて行けば意外になんとかなるものです。是非当日の試験も頑張っていい結果を出して下さい。陰ながら応援しております。<(_ _)>