宮城県警サイバー捜査官の応募者がゼロだったというツイート(1)
こんばんは。今回は宮城県警サイバー捜査官に関するお話です。本日昼休みにたまたまリツイートで流れてきた宮城県警採用係のツイートです。
おはようございます!
— 宮城県警採用係 (@MPP_saiyo) 2017年6月7日
サイバー捜査官の申込みが未だ「0」件です(´;ω;`)ウゥゥ
今年度の募集は3名となっておりますので興味がある方は大チャンスです!
応用情報技術者などの情報処理系の資格をお持ちの方は積極的にチャレンジしてください('◇')ゞ
公務員人気は底堅いものかと思っていたのですが、この数値を見て「そうでもないんだろうか???」と思ってしまいました。売り手市場だとは言われていますが、実際のところはどうなのかは分かりません。本当に鵜呑みにしていいものかは判断出来ません。
ちょうど数ヶ月前に某県警のサイバー捜査官を辞職したというブログを読んだ記憶があります。このブログがかなりの数のはてなブックマークがついていました。1年強で辞職したとのことですが、その記事を読んで考えたことを少し書いてみます。
短期間で離職しないようにするためには、以下のような問題をクリアすべきではないでしょうか。
- 無理に組織文化に染めようとしないこと
- 採用者の能力を最大限引き出せる環境を用意すること
- 「既存文化が理解出来ないのは当たり前だ」と思うこと
- 採用者が上手く出来ないことは周囲がカバーして、特殊技能の発揮に専念させる
- 適切な権限と裁量を採用者に与える
- 理解のある上司をつけること
- 上司もサイバー捜査官として採用する(十分な権限と裁量(経済面含む)も与える)
- メンターをつける
- 仕事面のフォローと、メンタル面のサポートが必要
あたりでしょうか。昔の体育会系組織と相容れない分野だという風に受け止められている可能性はありそうです。このあたりについて、(2)ではもう少し掘り下げてみる予定です。