NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

ICT48プロジェクトの前にすべきことがあるのでは?

 こんばんは。昨日はIT無関係のネタで失礼しました。今日は阪神百貨店梅田本店の「四国味めぐり」に行ってきました。この手の物産展って人出が多いですよね。

  さて、今日の本題は一昨日あたりからネット上を騒がせている「ICT48女子プロジェクト」についてです。総務省の外郭団体かどうか分かりませんが、テレコムサービス協会が表に出ている格好です。で、ICT48募集で募集要項が13〜24歳女子とのことで、応募用紙には3サイズ記入欄まであったりして、「これは一体どういうことだ!」と大炎上。で、いつの間にかこっそり差し替えということでした。しかも、このプロジェクトのことを総務省ICTツイートアカウントがそのままツイートしてしまっていることが火に油を注ぐ形になってしまったからたいへんなことに。

  女性蔑視だとか、一体何がしたいのかとか、アイドルオーディションなのかとか、ネーミングセンスが如何なものか、国はIT系プロジェクトに口を出さない方が良さそうです。

 「ICT女子を応援する」ということ自体は別に悪いことではないのですが、そのアプローチが(ry 

 その前にIT系企業の3Kと言われる労働環境の改善が先だと思うのですが、そのへんはどうもやる気がなさそうに見えてなりません。土台がしっかりしてないと、いくら活躍しようにも出来ないんだと思います。これは老若男女関係ない問題だと思います。大学の情報系学部の人気が低いということが物語るように、高校生にまでもIT業界の待遇の悪さが浸透してしまっているという現状があります。上っ面を取り繕って綺麗に見せようとするんじゃなくて、本質に斬り込まないと、ICT系勤務女子だけでなく関係者の誰も報われないプロジェクトになってしまいます。

 とにかく労働環境改善が喫緊の問題ではないでしょうか。(-。-;