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NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

LGWANと電子カルテの共通点と相違点(1)

医療情報関係 ネットワーク

 こんばんは。福井県池田町のことが気になってしまってまして、これに関連したネタを書いてみようかと思いました。たまたま@IT内サイトの記事で、自治体情報システム強靭性向上モデルに関して取り上げられていました。 ここで気になったのが、インターネット接続系ネットワークが自治体セキュリティクラウド経由となることがまず1つ。ということは、福井県池田町もいずれ自治体セキュリティクラウドの傘の下に入るのでしょう。が、役場内LANがgdgdではどうしようもないですが。

 自治体セキュリティクラウドのおかげで、インターネット接続時に今回のようなやらかしごとはなくなると思います。単体で考えるにはいいのですが、もう1つ気になる点はLGWANとの接続についてです。推測ですが、LGWANは閉鎖系ネットワークなのだろうと思います。インターネットとの接点を持たないので、メールが読めない。でも、参照はしないと仕事にならない。といったところなのでしょうか。そういうこともあり、 自治体セキュリティクラウドで受信したメールを無害化してLGWAN側で読むという風にしたのだろうと推察します。無害化処理とは、HTMLメールをテキスト化したり、添付書類を削除して本文のみ転送することを指すそうです。しかし、添付書類をLGWAN側で参照・加工しようとしたら、何らかの媒体で受け渡ししないといけません。なんとなく中途半端な感じが否めません。

 「どこかで見たような光景だな?」と思えてきました。電子カルテにそっくりじゃないですか!建前上は閉じた環境ではあるものの、ファイルのやり取りは不可避。上長承認とウイルスチェック確認を行うとしても、業務として回らない可能性が高そうです。

 ただ、LGWANの場合はインターネット接続系ネットワークに接続された端末の画面転送(デスクトップ仮想化)で業務遂行は出来そうですが、電子カルテの場合はそうは行かないです。電子カルテネットワーク側にあるデータを取り出してインターネット接続系側に持ってくる必要があるだけに一段、いや数段ハードルが上がってしまうような印象です。LGWANの場合はインターネット接続系にデータを移す必要はないと思われます。となると、LGWAN向けに使うソリューションを逆に使う方法が採れるのかもしれません。このへんはもう少し研究してみる必要がありそうですが、発想としてはありな気がしています。

 <つづく>