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NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

知識が虫喰いでもなんとか正解の選択肢を嗅ぎ分ける方法

中小企業診断士 情報処理技術者試験

 こんばんは。今週は試験対策ネタが多くなってます。今回は確証の持てない四択試験の攻略法について少し書いてみようかと思います。情報処理技術者試験だと、過去問が出て来る頻度もそれなりにありますので、問題を憶えていれば解けてしまうケースもあります。

 そこで今回は3回ほど取り上げた中小企業診断士試験の経営情報システムの過去問を例にとってみたいと思います。昨年度の問題を取り上げてみようと思いますので、問題をダウンロードされたい場合はこちらのURLを御参照下さい。
(ここからは平成27年度の問題を既にダウンロードされている前提でお話を進めて行きます。)
 
 平成27年度の第2問を取り上げます。webサイトの言語や仕組みについての問いです。各選択肢について述べます。
(1)がweb pageに記述された文書やデータの表示位置や文字情報の表示方法関連事項の記述方法
(2)がwebページ内に記述出来るスクリプト言語で、サーバ側で処理して結果をブラウザに渡し、DBとの連携も可能である。
(3)がwebページ内中に実行可能なスクリプトを埋め込んでサーバ側で実行させ、その結果をブラウザで表示させる仕組み
(4)が図形や画像情報などをXMLに基づいて記述するもの
 
 というような内容で、選択肢は以下の通りです。
 
ア 1.CSS 2.ASP 3.PHP 4.SGML
イ 1.CSS 2.PHP 3.SSI 4.SVG
ウ 1.SMIL 2.Javaアプレット 3.ASP 4.SSI
エ 1.SVG 2.SMIL 3.PHP 4.SGML
 
 という風になっています。ここで全ての単語の意味を知らなくても解けます。もちろんどれも知らないとお話にはなりませんが、少なくとも3つぐらいは聞いたことのある単語なんじゃないかと思います。たとえば、PHPを使ったことがあって、HTMLファイルの中にPHPスクリプトだと宣言して書いたなとかいうような記憶があれば、2.はPHPであることが分かります。この段階で他の選択肢の内容が分からずともいきなり正解が導き出せてしまいます。
 これは極端な例かもしれませんが、意味を知っている単語が1つしかなくても運良く正解を導き出せるケースです。
 
 次に同じく平成27年度の第3問を取り上げてみます。
 ソースプログラム --(1)--> [(2)] --+
                                                     | -----(4)----> [実行プログラム]
                                           [(3)] --+
 
 という形になっています。この場合の各選択肢は以下のようになっています。
 
イ 1.コンパイラ 2.オブジェクトファイル 3.ライブラリファイル 4.リンカ
ウ 1.コンパイラ 2. カーネル 3.ジョブ 4.ジェネレータ
エ 1.コンパイラ 2.ジョブ 3.オブジェクトファイル 4.リンカ
 
 とあります。ここでインタプリタという単語を知っていると、「これは違うな」と選択肢から削除出来ますね。因みにインタプリタとは、例えばPerlみたいに記述した命令をそのまま実行出来てしまうタイプの言語だということを知っていれば問題ないですね。ここでアは消えるということが分かります。もちろん、1.がアだけ違っていて他は一緒だということを考えると、「これで正解はあり得ないだろう」という風に判断してもいいと言えます。(普通に考えて出題者がそんなボーナス問題を出すとは考えにくいですよね。(^^;;)
 残りはイからエの3つに絞られます。コンパイラを知っていても知らなくてもここはクリア出来ます。もちろん知っていれば、2と3に来るのはオブジェクトファイルとライブラリファイルだろうということは容易に想像がつきます。ここで2が正解であることが分かります。この場合はコンパイラを知っていれば、インタプリタやタスク等を知らなくても正解が導き出せることになりますね。
 仮にコンパイラを知らないものとします。ここでジョブが何かを知っていれば、並列で他の項目が並ぶとは考えにくいだろうという判断の基にウとエが消去出来ます。
 直感的に「ファイルを合わせて、その後何らかの処理を実行させるんだろうな」という風に想像出来れば、2と3にファイルが並んでいるイだろうという風に見当がつきます。逆に「何か2つの要素を引っ付けて実行プログラムにするのか」という想像がつけば、名前の持つ雰囲気でリンカだろうという想像がつきます。そうなれば、イかエに絞り込めます。
 
 このように、全ての単語の意味が分からなくてもなんとかなりますし、図の意味合いから類推して正解を導き出すことは十分可能です。
 情報処理技術者試験でも同様ですが、「単語の意味が分からないから無理」と考えずに1つでも知っている単語があれば、そこからなんとか手繰って行けるんだという根拠のない自信を是非持って下さい。諦めたらそこでゲームオーバーです。必ず正解を導き出すヒントは隠れています。そこを嗅ぎ分ける嗅覚を是非養って下さい。