NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

GW特別進行(4) 丹波篠山ではFreeWi-Fiを見かけなかった

 こんばんは。「GWはゲートウェイを連想するので、ゴールデンウィークと省略せずに書きます。」と言っておきながら、うっかりGWと書いてしまってました。m(_ _)m とりあえずこの時期限定だということで大目に見てやって下さい。m(_ _)m

 
 さて、今日の本題に移ります。今日は丹波篠山に行ってきました。丹波路快速に乗って、終点の篠山口まで行きました。バスに乗り換え、篠山市内中心部へ向かいました。観光地なので、土産物屋や飲食店や物販店等が当然の如く多いです。城跡も含め市内をうろうろしてきましたが、他の観光地でよく見かけるFreeWi-Fiを全く見かけませんでした。それだけでなく、キャリア大手3社のWi-Fiも見かけませんでした。JAが運営している「ふるさと特産館」や、元篠山町役場を利用した「大正ロマン館」等の土産物屋+カフェ・レストランの複合スペースとなっている店舗をはじめとして、普通のカフェや食堂・旅館の類でもWi-Fiを提供しているステッカーを全く見かけませんでした。和歌山や吉野では結構見かけたんですけどね。
 
 別にどっちがいいとか悪いとかいう話ではなく、もしかして、地域としての考え方とか取り組み方みたいなものがあるのかなとも思いました。「やるとしたら、地域全体できちんと設計して取り組むべきだ。」という考えがあって、敢えて凍結しているのかもしれません。(あくまで推測の域を出ませんが)
 或いは「3G/LTEがあるんだし、海外旅行者向けにはプリペイドSIMがあるから(Wi-Fiは)要らないだろう。」という考え方なのだろうかとも思ったりしました。
 個人的には前者の考え方があるのかなぁと漠然と見ています。いつぞやのITmediaさんの記事で、東京から丹波篠山に移住して来たITエンジニアの記事があったことを思い出しました。「やはり後ろできちんと考えておられる方がいるのではないか?」と。
 狭いエリアに結構な観光客がいました。モバイルルータやスマホテザリングで他の機器をWi-Fi接続していたりすると、他の利用者の方にも影響を及ぼすことになり、ひいては揉め事を誘発する怖れがあるという判断なんじゃないかと思いました。
 
 「特に海外旅行者向けにWi-Fi環境を整備しよう」という流れがなんとなく出来上がってますが、ここは一旦立ち止まって考え直してみてもいいんじゃないかと丹波篠山の街並みを散策しながらふと考えたのでありました。