NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

飲食店×SNS(3)

 こんばんは。今日は難波高島屋と梅田阪急で北海道物産展のはしごをしてきました。このタイミングでキタとミナミの百貨店で北海道物産展が同時開催されているとは思いませんでした。当然、出店している店は被るはずもなく。それにしても、イートインでは寿司とラーメンは鉄板ですよね。「北海道と言えば…」で連想させる食べ物の双璧をなしてますよね。そうしてみると、まだスープカレーはその位置まで達してないのかなと思いました。(頑張れ!スープカレー)

 それはさておき、今日の本題に移ります。タイトルにもありますように、飲食店とSNSの関わりについてもう少し書いてみようと思います。

 実は先日、行きつけの喫茶店の店長から相談を受けました。「Googleで検索したら、最初に出て来る検索結果で営業時間が間違っているんだけど。これはなんで?」と。他に「これはGoogleに訂正した方がいいの?」「食べログに載っているコメントが本筋(コーヒー)の部分で評価されてなかったり、少々凹むことが書かれていたり…。どうしたらいい?」といったようなことを質問されました。(おおよその内容であり、表現が異なりことがあります。その点は御了承下さい。)
 そこで、宿題として持ち帰り、いろいろと調べてみました。まず、最初の質問は店の公式ブログに載っていた情報をGoogle側が引っ張ったものと思われます。つまり、相談を受けた時点では営業時間の変更について言及してなくて、ブログの営業時間や定休日の情報について更新していなかったことによる情報の不整合だったことが分かりました。前後して、ブログの情報を訂正されたようですが、Google側には即座に反映されていなかったので、修正依頼をかけておいた方がいいのではないかというアドバイスをしておきました。

 3つ目の質問ですが、「コメント数も少ないし、自分の意に沿わないコメントは気になるかもしれませんが、そこは敢えて気にせず、地道にブログの更新と日々のいい仕事の積み重ねでお客さんの信用を積み上げて行って下さい。動じることはありません。」と回答しました。食べログのコメントは気になるようですし、Yahoo!でもロコだったかでコメントを引用しているようです。それなりに食べログの影響力が大きいということはあるようです。店長は本筋でない意見が独り歩きすることの怖さを語っておられました。
 店のFacebookを見せていただきましたが、好意的な書き込みが多く、食べログとは正反対の印象を受けました。このへんは匿名と実名の違いだけでなく、開放性と閉鎖性、減点主義と加点主義の違いもあるのかなという気がしました。好意的な意見が複数あっても拡散せずに、Facebook界隈の世界で閉じてしまうことが理由なのでしょう。そう考えると、店公式ブログに力点を置いて、こまめに更新とメンテナンスを行うことだろうと思います。地域の方々に足を運んでいただくためにも、公式ブログでセルフプロモーションをして行くことが重要ではないかということをお話しました。

 それぞれのツールの長所と短所を踏まえて適切なプロモーションをすることと、必要以上にネットを恐れず、上手に関わって行くようにすれば良いですとアドバイスしました。使い方を間違えば凶器にもなりますが、上手く使うと途轍もなく強力なツールになり得るのだということも合わせてお伝えしました。