NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

災害時の情報収集対策

 こんばんは。「ドメイン衝突問題(2)」について書こうかと思いましたが、明日送りにして、今日は災害時における情報収集について改めて考えてみようかと思います。

 さて、情報源として挙げるとすると何があるでしょう。パッと思いつくのが、新聞・ラジオ・テレビ・ネット・口コミあたりでしょうか。道路や鉄道が寸断されたら輸送手段が断たれますので、新聞が活躍するというのは少々考えにくいかと思います。ネットは固定・携帯回線がどの程度使えるのかに依存します。回線状況よりもむしろバッテリーの持続時間の方が問題になってくるでしょう。(どうやって電源を確保するのか?というのは別の問題になります)
 テレビだとワンセグになりますが、スマホや携帯で見るのはバッテリーを喰いますし、肝心な場面で通信手段として使えなくなるリスクを負います。なので、出来れば乾電池駆動のワンセグテレビがあるといいです。
 ラジオの場合はテレビの場合と同様に、radikoで聴くのはバッテリー消費面と回線面でおすすめしません。ここは普通にラジオで。単3電池や単4電池で動くタイプの小型ラジオでもいいですが、電池持続時間が心許ないです。予備電池があれば◎) サイズはでかいですが、ホームラジオタイプで単2電池が使えるタイプがいいです。阪神大震災ではコンビニで置いていた電池が単2しかなかったということがありました。単3・単4はあっという間に売り切れてしまいました。単1も意外に需要があるようで、なぜかどの店でも単2だけは売れ残ってました。
 具体的にはSONYのICF-M780Nあたりが良さそうです。詳しくはこちら。
 出来ればワイドFM対応のラジオを選んだ方がいいと思います。
 最後に手回し充電ラジオ。各社から出てますが、Panasonic製はラジオがデジタルシンセサイザーチューナーになってます。片やSONYはアナログチューナーです。前者はデジタル選局出来るのがいいのですが、充電のためにハンドルを回すのが少々しんどいかもしれません。と、FMが90MHzまでなのが惜しいです。後者はアナログなので電池の持ちはいいです。ただ、ワイドFM受信時に間隔が詰まっているので、チューニングしづらいのが難点ではあります。でも、短時間でラジオは十分聴けます。両者共携帯電話の充電をしようとすると、結構骨が折れます。
 この機会に非常用持ち出し袋の中身を見直しておくのもアリかと思います。