NW屋的日常徒然日記

ネットワークを専門にする元社内SEの日常とITネタ諸々を綴って行きます。

昨日無事連続500日を迎えました

 こんばんは。昨日めでたくブログ開始連続500日投稿達成しました。<(_ _)>

 500本投稿達成時の記事にも書きましたが、開始当初まさかここまで続けることが出来るとは正直思いませんでした。自分でも「1ヶ月ぐらいでネタ切れ→自然終了かも」と思っていました。書いてみると、意外にネタは転がっているもので、一見ITに関係なさそうに思えても、別の切り口で書いてみるとつながってくるということも不思議とありました。習慣になってくると、「書かないと気分的に落ち着かない」というような日も出てくるんですよね。不思議なことに。

 それよりも何よりも、実際にこのブログを読んで下さっている方々に支えられた部分はたいへん大きいです。毎日のレポートや、ブログ管理画面での「あなたへのお知らせ」で★を付けて下さったり、はてなブックマークして下さったりということが分かることで、「次も頑張ろう!」と思えてきます。

 引き続き頑張りますので、今後ともお付き合いのほど宜しくお願いいたします。

【続報・マクドナルドシステム障害】「WannaCryかもしれない」とのコメント

 こんばんは。引き続きマクドナルドのシステム障害についてウォッチ中です。昨日書きました大阪市内の店舗Aでは「Edyしか使えない」という状況は解消されていませんでした。

 そこで、続報がないかどうか調べてみました。すると、BLOGOSで出てました。詳しくはこちらです。

blogos.com

 最後の方にちらっと書いてますね。日本マクドナルドのコメントですが、「WannaCryに感染している可能性もある」とのことです。もし、そうだとしたらはっきり分かりそうなものですが、どうなんでしょうか???WannaCryに感染したとは言えない状況なのかもしれません。

 と、「ネットワーク上で自己増殖して感染を広げる動作は起きていない」というのはどう理解していいのだろうかと思ったりします。何か前者と後者で矛盾しているようにも思えます。上手く食い止めることが出来たのでしょうか。そうならば、ここまで復旧に時間がかかるようにも思えません。

 本当のところはどうなのかまだ分かりません。もう少し注視して行きます。

【続報】マクドナルドシステム障害はまだ解消されていない模様

 こんばんは。昨日書いた記事「マクドナルドのシステム障害はまだ解消せず」の続きになります。今朝、大阪市内のとある店舗(以下店舗A)にコーヒーを飲みに寄りました。入口にシステム障害を伝える張り紙がありました。店舗Aではdポイントや楽天ポイント以外にWAONも使えないと書かれていました。

症状は店舗によってまちまちのようです

 気になったので、日本マクドナルドwebサイトを確認してみました。以下のような「お知らせ」が掲載されていました。

お知らせ | McDonald's

 店によって障害状況が異なるようです。大阪市内別店舗(以下店舗B)の様子を覗きに行ってみましたところ、入口ではなく、カウンターに複数の張り紙がなされていました。店舗BではWAONの障害はなかった模様です。中にはiDが使えない店舗もあるようで、障害状況は店舗ごとに異なるようです。

マルウェアに感染とのことですが…

 上記の「お知らせ」を読んでますと、19日時点で「マルウェアに感染」とあります。かなり事態は深刻なのではないかと推測します。マルウェアに感染したのは端末だと思われますから、「ネットワークシステムの一部にマルウェアが確認され」とあります。個人的にはこの表現には違和感があります。「ネットワークシステム」と聞くと、NW機器にマルウェアがあったように受け取ってしまいます。「マルウェアがあったのは端末なんじゃないの?」と思うだけに、このへんにはツッコミを入れてしまいそうになります。

 復旧にはまだしばらくかかりそうな印象です。この問題に関しては引き続きウォッチして行きます。

 システム障害に関する続報が出ていました

 と、ここからは続報です。日経ITproにシステム障害についての概要が掲載されていました。こちらの記事です。

itpro.nikkeibp.co.jp

 「マルウェアに感染した」ということに関しては、テレビ・新聞・IT系ニュースメディア各社が報道していましたが、具体的内容に関して突っ込んで書いたのはITproが最初のようです。

 上記記事によると、感染したコンピュータが大量のパケットを送信し、帯域を圧迫したり、他の正常な通信を妨害するなどして、サービスの提供が出来なくなっている状態だということのようです。これだけ障害が広範囲に及んだのは、初期対応を誤ったのか、的確な判断が出来ておらず、いたずらに時間を浪費したことでマルウェア感染を広げてしまったのか…。

 まだ本当のところは分かりませんが、16日に障害が発生し、19日の時点でマルウェア感染であると発表した時点で(感染端末を切り離す・当該NWを切り離す等の)適切な対応が出来ていなかったのではないかと推察しています。

 再び続報をウォッチして行きます。

マクドナルドのシステム障害はまだ解消せず

 こんばんは。現在マクドナルドでAC電源と無線LAN(+VPNソフト)を使って、ごそごそこの記事を書いています。(すみません。諸事情により、書いている時刻と投稿時刻にズレがあります。<(_ _)>)

 今月16日(金)あたりから障害が起きていたようです。当日朝、コーヒーを飲むため+iPhoneを充電するためにマクドナルドに寄ったのですが、この時点でdポイントカードも楽天ポイントカードも使えない状態でした。

 で、気になって少々検索したら、ITproの記事が出てきました。こちらです。

itpro.nikkeibp.co.jp

 現在、カウンターでは「ポイントを付けられません」という掲示がなされています。現在この記事を書いている店ではポイントを付けられないだけのようですが、他の店ではたいへんなことになっているようです。昨日の話ですが、レジシステムも使えず、手書き+電卓で対応していた店舗もあった模様です。中には営業出来ない店も出てきているという情報がありました。店舗により状況が異なるということだけは分かりました。

 上記ITproの記事しか見当たらず、続報が不明ですが、今のところ復旧の見通しが立っていないという掲示があるだけで、詳しいことは不明です。丸2日経過している状態ですから、障害規模はかなり大きいのだろうと推測されます。

 冒頭にも書きましたが、店内で提供されている無線LANは問題なく使えています。mobilepointも店内Free Wi-Fiも問題なく通信は出来ています。来店客用NWは問題なくて、業務用NWに問題があるのだろうと思われます。(NWなのかSW(ソフトウェア)なのかは不明です。)

 続報が判明し次第書いてみたいと思います。

Twitterアイコンが丸型になったので試行錯誤中

 こんばんは。昨日あたりからTwitterのUIが変更になっていますね。Web版に限らず、iOS版公式も変更になっています。(Android機は持っていないので不明です。公式以外は違うかもしれません。)

 そこで、今までの四角アイコンを前提でCiscoルータのアイコンにしていたのですが、どうもこれが卵に見えてきましたので、他のNW機器のアイコンにすべく、いろいろ試してみました。「丸型に当てはまるように」という視点で、上から見たルータアイコン他で探してみています。フォロワーさんにもいろいろ教えていただき、他のCiscoルータアイコン以外に、AWSアイコンや、Juniperアイコンを提示していただきました。他の候補として、AirMacのアイコンも考えています。(これはルータではなく、Wi-Fiを示すアイコンですが)

 どれも良くて、なかなか決めきれずにいます。ルータのアイコンにこだわる理由は、「ルータはネットワーク同士を接続するNW機器。(人の)ネットワーク同士をつなぐような存在になれればいいな。」という理想論から、ルータアイコンにこだわっています。もう少し様子を見て決めようかと思います。

 あ、こちらのアイコンも焼鯖カレーから変更しようかと思います。<(_ _)> 

【無線LAN】ホテル客室での事前共有鍵の上手な伝え方と(管理手法と)は?

 こんばんは。先日、「ホテルの客室でWi-Fiパスワードに関する問い合わせを解消するためにはどうすればいいか?支配人になったつもりで考えてみて下さい」といったような内容のツイートがありました。この方が提示した「正解」は、「受話器にパスワードを書いたシールを貼る」だそうです。

 確かに、フロントスタッフへの問い合わせを減らすという観点では正しいと思います。しかし、セキュリティ面から考察した場合は×ですよね。さすがに。(^^;

 受話器に貼っているので、撮影されてSNSで拡散みたいな展開も想定されます。となった場合には、その時点で鍵の意味がなくなりますよね。「共有」であることが問題なんでしょうけどね。

 本来であれば、IEEE802.1Xで宿泊客ごとにIDとパスワードを発行して、チェックイン時に渡して、チェックアウト時に失効させるという運用がベストなんでしょうけど、なかなかそういうわけには行かないのか、経営サイドのセキュリティ意識が低いのかは分かりませんが…。

 最近よく見かける無線区間を平文で通信する形で提供している無線LANがあります。この状態で接続した上で、VPN接続を行うというのが理想形でしょうが、一般ユーザに対して無理なく接続出来るような仕組みをどうすればいいのか思案のしどころです。

 このへんをもう少し自分なりに考察してみます。

<つづく>

通信量のことを「ギガ」と表現する違和感の正体

 こんばんは。今回はITそのものではないです。通信容量のことを「ギガ」と表現する傾向に関連して、この機会に単位の接頭辞について少々考えてみました。

 1,000倍のことをキロ、1,000,000倍のことをメガ、1,000,000,000倍のことをギガ、1,000,000,000,000倍のことをテラと表現しますよね。「ギガ」についての違和感は「接頭辞だけで使われている」という点でしょうか。

 たとえば、1kwとか、80.2MHzとかいうように数値と単位がセットになってきますよね。場合によっては、単位を省略されるケースもありますよね。「45キロ」と言ってもそれだけでは「45kg」なのか、「45km」なのか、「45km/h」なのかは分かりませんよね。「私の体重は45キロです」と言えば、kgを指しますし、「大阪から京都までおおよそ45キロぐらいです」と言われれば、kmのことだと誰もが納得しますよね。

 ここまではよくある話です。「メガ」という表現はよく耳にします。ちょっとWikipediaで調べてみました。

メガ - Wikipedia

 一般的には単位に関する接頭辞を指します。元々の意味合いとして、「巨大」であることを表す接頭辞だということだそうです。Wikipediaで挙げられている事例で、メガホンやメガロポリスというのはよく使われる事例なので納得行きます。

 余談ですが、昔は100万倍でも「とてつもなく大きい」という風に表現されていたんですねぇ。(しみじみ)

 で、「ギガ」なんですが、こちらもWikipediaからです。

メガ - Wikipedia

 特に「巨大」であるという表現はありませんね。ギガを接頭辞にする単位というのは、日常ではあまりないですよね。GHzとか、GBとか、Gbpsとかでしょうか。いずれにせよIT系で使われる単位ですね。IT関係で働いている方や、ITに詳しい方には馴染みがあるかもしれませんが、そうでない方にとっては「何それ?」なのかもしれません。

 ということは、そうでない方にとっては、メモリの容量やHDD/SSDの容量については興味も関心もないんでしょう。たぶん。しかし、スマホタブレットを使う際の通信容量には敏感だということなのかもしれません。ですから、「GB=通信容量=ギガ」という図式なのかもしれませんね。ここで、周波数や通信速度に関しても頻繁に使っていれば、「通信容量=ギガ」という発想は出て来ないのではないかと思いました。

 まぁ、これはこれで世間の流れなんだろうなということで。